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SMエンタ経営陣、大量解任へ!カカオ決断、割高買収を問題視….イスマン追い出し成功も、自分らも追放に


「SM」経営陣が大量解任されるそうです。

SMを傘下に持つカカオは最近、「SMチャン・チョルヒョク最高経営者, タク·ヨンジュン最高運営責任者, イ・ソンス最高総務責任者, パク・ジュンヨン最高クリエイティブ責任者」を一斉に解任して、新しいリーダーシップ構築の方針を固めたといいます。彼らは創業者「イ・スマン」氏と対立。同氏体勢からの脱却を掲げ、カカオと組み、「イ・スマン」氏が支持するHYBEによる買収を阻止することに尽力。しかし、彼らはカカオに追放される結果に。

関係者は「報道された10xエンターとスタートアップ投資の他にも内部告発などが続き、現経営陣の解任理由が十分であるほど事案が深刻だと判断していると理解している」と述べています。


SM新経営陣側は昨年、「10xエンターテインメント」のアーティストマネイジメント事業部門を、22億ウォン(2.5億円)で買収。これは小事務所で、所属歌手はStray Kids出身のキム・ウジンのみ。現金保有額は312万ウォン(36万円)に過ぎず、負債は資産を8億ウォン超過。これについて、業界内では「所属アーティストたった1人の所属事務所が買収された事例は初めて」と、買収の妥当性に疑問符がついていました。

10xエンタの社内取締役を務める4人のうち、2人はSMでの役職を兼任。買収がなされた9月まで、そのうちの1人チェ氏は10Xエンタ代表取締役を務めており、現在はSMでITビジネスセンター長。もう1人ユン氏はICTチームに在職。

この買収について、カカオはSMの筆頭株主であるにもかかわらず、SM経営陣からいかなる報告も受けていなかったといいます。買収の実態は、報道によって把握したそう。カカオは、このすべての意思決定が適正価値を判断する外部会計法人の事前実態調査もなしに、断行された点を問題視しています。

他にも、SM社内投資会社であるSMカルチャーパートナーズを通じて、チェセンター長が株主であり社内取締役であるスタートアップに投資。イ・ソンスの知人が運営する会社として知られたザ・ハブを割高で買収した事実も判明。

カカオは、SM経営陣が無理に断行したM&Aと投資問題を放置すれば、今後の償却または損失処理過程で本社連結財務諸表にも影響が出る可能性を憂慮。また、これを放置したり知りながら黙認すれば、カカオの経営陣と取締役会も背任などの疑いで刑事処罰を受けかねない事案として、大量解任を決断したといいます。

(カカオ「SMエンタ売却」を検討…..「2, 3社関心、2700億円提示」-相場操作疑惑で裁判中)


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