前SMエンターテインメント総括社長「キム・ヨンミン」が、「HYBEジャパン」の「チェアマン(Chairman)」に就任したことが発表されました。チェアマンは、CEOも参加する企業の意思決定機関「取締役会」の議長を指します。
「キム・ヨンミン」は、「日本通」として知られている。日本のバラエティ番組「世の中を動かしているのは誰だ会議」にも出演、流暢な日本語を披露していました。HYBEは同氏とともに、K-POP産業でHYBEが確立した成功方程式を日本市場に移植し、「HYBEジャパン」を日本最高のエンターテインメント会社に跳躍させたい計画です。
▶(元SMエンタ役員ミン・ヒジン氏、BTS事務所のブランド責任者に就任)
この人事は、1日に公開された事業戦略「ハイブ2.0」とあわせて発表。従来の3大事業(レーベル、ソリューション、プラットフォーム)は、音楽、プラットフォーム、テック基盤の未来成長事業に再編。ファンダムビジネスモデルをグローバル主要市場に拡大展開すると同時に、急速に変化する市場環境に対応する先制的革新を成し遂げるための組織改革です。
音楽事業では、特に日本を重視しているようです。HYBE側は「世界第2位の音楽市場である日本では、現地化アーティストの制作とJ-POP市場内のソリューション事業の拡大に力を注ぐ方針だ。日本市場でK-POP成長の勢いとJ-POPジャンルでの存在感を同時に育てていき、HYBEが日本でも韓国での地位に次ぐ先頭事業者として位置づけられることを最終目標とする」とコメント。
「HYBEジャパン」は「&TEAM」に続く現地化グループを準備中です。
▶(「HYBE」2023年レーベル別業績:NewJeans, ルセラ事務所は黒字! &Team, ボネク事務所は赤字)