HYBEに「3つの疑惑」→「確認中」....BTS曲"買占め"判決文, コンセプト盗用, 宗教団体と密接な関係

Ador「ミン・ヒジン」代表が25日、緊急記者会見を開催。HYBEから(Adorの)経営権を奪取することを画策しているとして、業務上背任で告発が予告された中、2時間以上にわたって「経営権奪取計画も、意図も、実行したこともない」と反論。それだけではなく、HYBEの企業体質や構造上の問題点についても主張を展開しました。

そんな中、「HYBE」に3つの疑惑(サジェギ, コンセプト盗用, 宗教団体との関係性)が浮上しています。

28日オンライン・コミュニティを中心に、HYBEとBTSを巡る疑惑が噴出。これについて、韓国メディアが「立場を表明するのか」と尋ねると、HYBEは「検討する」と述べたといいます。

◆「サジェギ(買い占め)判決文」
最近ネット上には、共同恐喝容疑で起訴された後、2017年に実刑判決が下されたA氏の判決文の一部が出回っています。

[当時の報道]

“A氏は「不法マーケティングに対する資料を持っている。金を払わなければ関連資料を報道機関に流布する」と所属事務所関係者を脅迫、8回にわたり5千700万ウォンを横領した疑いで起訴された”

“A氏は一時、「BTS」の便法(グレーな方法)マーケティングに動員された人物だという。ソウル中央地裁刑事3単独ソン・ボギ部長判事は「A氏の犯行は自身の取引先に対して知った秘密を悪用して犯したものであり、その罪質が非常に悪い。ただし被害者(BTS側, ビッグヒット)が便法でマーケティングし脅迫の口実を与えた誤りもある点を参酌した」と懲役1年の実刑を宣告した理由を説明した”

出回っている判決文には「サジェギマーケティングを口実にお金をゆすり取る」という文句が明記されています。2017年当時、BTS側は「A氏の主張は一方的で便法マーケティングは通常のオンラインバイラルマーケティングを意味する」という釈明に反する内容です。

A氏と主張する人物は2018年、青瓦台国民請願掲示板に「BTS不法音源買いだめ？「私が犯人です」というタイトルの請願のキャプチャ画像も拡散中。著者は「BTSの音源不法買いだめ」を約束し、代価を受け取れず所属事務所を脅迫して懲役1年を生きて出てきた。「すべてを失った」「所属事務所は単純便法バイラルマーケティングだったと公式立場を発表した」「報道機関に真実を話したが、使えないと言ってこのように文を残す」と綴っています。

◆「アイデア盗用された」
前モデルであり雑誌編集長の履歴を持つB氏は26日と27日、自身のXにミン・ヒジンAdor代表記者会見映像掲示文をリツイートし「私もその代表にアイデアを盗まれて今まで悔しかったです」と書き込みました。

B氏は「その時に決めたアルバム名、コンセプト、私と一緒に作業したフォトグラファーと似た写真、そして私が言った言葉をインタビューでそのまま話した。インスピレーションを少女漫画から得た」

アルバム「花様年華」発売前に「その代表」と会うことになった過程から、対話した「当日」状況を詳しく回想。

「その代表は『自分は一度も少女漫画を見たことがないと言ったが、後でインタビューで「私はインスピレーションを少女漫画から得る』と言ったのを見た」

「そして、色々な話をしたが、グループのあるメンバーのタトゥーが話題になって心配だと言い、私はそれをむしろ利用してタイトルに使えと言い、色々な意味づけも付け加えた。そして後に本当にその入れ墨がアルバムのタイトルになった」

「その他にも私はいろいろなアイデアを話し、二次会で居酒屋に行き、某雑誌社の編集長も合流した。そして、私と作業した写真作家と私が当時作っていた雑誌と似たコンセプトの写真が突然出てきた。そのグループが以前持っていたコンセプトと路線とは一目で見てもかなり違った」

▶(ミンヒジン、パンPD発言を回顧「HYBE初女性グル、ビリーアイリッシュのように」「ガールズグループに自信がない」「Hype Boy, Attention気に入らず」)
「そのようにアイデアだけを純真に与えた後、何の便りもなく、以後その会社でアートディレクターチームを選ぶという公告を見て志願したが、何の連絡もなかった」と付け加えた。B氏は2022年にも同様の書き込みをしています。

◆宗教団体「ダンワールド」
HYBEに、宗教団体「ダンワールド」と密接な関係を指摘する声が浮上。団体は表面上には瞑想団体を標榜しているが、似非宗教の性格を帯びているという。韓国オンライン・コミュニティでは、団体のコンセプト、ネーミングなどがHYBEのものと類似、BTSが団体広報に直接・間接的に参加した点と、HYBE所属歌手たちの音楽に団体の象徴が随所にあるということが指摘されています。