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「SM」懸念的中!”買収反対”発言に再注目…「HYBE傘下レーベル、独自性の維持は不可能」→ ミンヒジン騒動で顕在化


HYBEと、子会社レーベルAdorとの間で内紛が勃発。Adorは同じくHYBE傘下レーベルという立場のビリーフラボが、NewJeansのコンセプトなどを模倣したと主張。また、HYBE傘下レーベルSource Musicから新グループ(Le Sserafim)がデビューする際に、HYBEから「デビュー前のNewJeansの広報に干渉して、制限された」とも主張。このお家騒動で、HYBEが敷くマルチレーベル体制における、傘下レーベルの独立性の確保が問題として顕在化しています。

そんな中、SM買収合戦時の発言が再注目されることに。買収騒動が起きたのは、2023年2月~春。構図は、「カカオ+SM経営陣」vs「SM(当時)筆頭株主(創業者イ・スマン)+HYBE」で、経営権をめぐって衝突。

カカオと激しい買収戦が勃発した際、HYBEが「SM株主」を納得させ支持を得ようとした際に掲げた名分が「マルチレーベル体制」。その利点を積極的にアピールしていました。

パン・シヒョク議長は当時のインタビューで「マネイジメントチームが大株主なしに分散占有された会社を本人たちの勝手に運営し話すことが深刻な問題」として、当時のSM経営陣を批判。その上で、HYBEを引き合いに出して、パン議長は「本来アーティストの自律性に触れず、経営手続きおよび過程が良い会社になるために助けることでよく知られた会社」と言及。

また、パク・ジウォンCEOも「SMのレガシー(遺産)を尊敬する」「SM独立性」「SM固有の色彩を尊重する」と強調。HYBEは「マルチレーベル体制」のおかげで、それが可能になるとの趣旨の発言をしています。


これに対して、SM関係者は当時、「傘下レーベルになれば、HYBEがより大切にする(株式保有率がより大きい)レーベルに良い練習生が集中する」「独自性の維持は不可能」。今振り返ると、HYBEマルチレーベル体制の問題を見抜いていたような発言です。

SMの核心人材であるA氏は「すでにHYBE傘下レーベル間の練習生交換が1度や2度ではなく、そのように誕生したグループがある。HYBEがさらに大きな持分を持つレーベルに良い練習生を配置したグループが出てくることになるだろう」-

続けて「HYBEと共に仕事をした作業者によると、パン・シヒョク議長もやはりイ・スマン前プロデューサーと変わらずレーベルプロデューシングに関与、コンファームし彼の気に入らなければ再び製作が行われると理解している。公然の事実であり、当然レーベルになれば独自性の維持は不可能だ」。

(ミンヒジン「Le Sserafim優先で、NewJeansデビュー後回しに」「宮脇咲良, チェウォン迎え入れ知らなかった」[4/25緊急記者会見])

翻って最近、HYBE傘下レーベル「Ador」のミン・ヒジン代表は「パン議長がプロデューサーとして関与したILLITが、NewJeansをコピーした」「オーディションポスターから始まり、古宮で撮った韓服写真、振付まですべて真似た」「Le Sserafimデビューに利用された」と言及した上で、「レーベル間グループの不公平性, パン氏が関わったグループへの優遇ぶり, レーベルの独自性・独立性の確保が不十分」を問題点として指摘。これはまさしく、SMの危惧した事。今回の騒動で、それが健在化。「SM買収合戦時」の発言に再び注目が集まっています。

(ミンヒジン「パンPD、現場プロデューサーから勇退すべき、忖度助長」「ILLIT振付パクリ、NewJeans殺す意図感じた」)

(韓国オンライン・コミュニティの反応)

▼「買収されなくてよかった」
▼「同じ業界だから、ああいうの全部知ってるのかな?」
▼「当時HYBE、世論誘導ひどすぎた」
▼「レーベルの独立性を維持することは不可能!本当だったんだ」
▼「正しい言葉だった」
▼「SMよTT」
▼「SM社員:”私たちはカカオでも、HYBEでもなく、ただのSMでありたいです。それができなければ、少なくとも自負心で耐えてきた私たちが今後も独自競争をしたいです” ㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠ」
▼「あの時、あまり関心がなかったが、今見るとみんな正しい言葉だったね」
▼「ハイブに行ったらaespaは潰されて、Riizeはデビューできなかった」


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