「今月の少女」から「スタッフへのパワハラ」を理由に追放された「チュウ」。元事務所ブロックベリー・クリエイティブ「室長」との間でやり取りされたメッセ-ジが、Dispatchによって公開されました。
記事によると、チュウが室長A氏に送ったとされるメッセージは次のようなもの。
「Queendom(クイーンダム)と似た出演参加、そういうことは今後夢にも見ないでください」
「私のカカオトークそのまま伝えてください。私は今回のアルバムから抜けてしまう前に」
「今まであったことを全部書いて死なないと気がつかないのか」
「いい加減に気をつけろ。 最後の警告だ」
これらのメッセージは、アルバム活動や「Queendom」撮影時, チュウが新曲の振付を少しネタバレし事務所から苦言を呈された時に送られたものだといいます。
報道によると、これまで「チュウ」は全く清算金を受け取っていないと伝えられていましたが、それは事実ではないといいます。チュウは今年1月、初めての精算金7000万ウォンを受け取った後、現在まで受け取った精算金の額は約2億2000万ウォンに上るといいます。
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また、ブロックベリーとチュウの間で、「チュウ」側に有利な新たな契約が結ばれていたそうです。
2017年12月に交わされた最初の契約では、収益精算の割合は7対3(事務所:チュウ), 費用負担の割合は5対5に設定。チュウ側にとって、収益精算に比べて費用負担の割合の方が多い。これに対して不満を持ったチュウは今年1月専属契約解約訴訟を提起し、勝訴しました。
そして4月に、専属契約書に優先する効力を持つ「別件契約書」が交わされ、収益の割合はチュウ70%、ブロックベリー30%に変更。また、被害に遭った側が5000万ウォンの損害賠償を請求できるという条項も追加されました。さらに、チュウが「今月の少女」完全体活動に参加しない権利も明示されたといいます。
実際に、その「5000万ウォンウォン損害賠償請求」が発動されたことがあったといいます。「Flip That」のミュージックビデオ撮影が遅れた際、チュウの個人スケジュールに支障が生じたとして、母親が損害賠償を要求したそう。
チュウ側は、Dispatchに「会社に対する信頼は、事実上(昨年)終わった。Queendomもやりたくなかった。だからといって『今月の少女のチュウ』を諦めたくなかった。グループ活動を継続するために付属の合意書を書いた」
“グループより個人活動を優先したか?“という問いには、チュウ側は「MV撮影が遅れて、損害賠償額5000万ウォンを受け取った。ただ、今回の事例でお金を請求したわけではない。何度も日程調整でトラブルがあった。それで一種の警告レベルで請求したもの」と説明。
「パワハラ」については、「(唯一疎通する)B室長に怒ったわけではない。会社に腹が立って訴えた」「不信が積もった状態で傷ついたし、強く言えば聞いてくれるだろう(と思った)。それで強く言ったこともある」「仕方のない人なのでミスをした」と釈明しています。
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