「APRIL」のインタビュー第2弾が公開。グループは現在、元メンバー「ヒョンジュ」への「グループ内いじめ疑惑」渦中にあります。
22日、スポーツ京郷は昨日に続いて「APRIL」メンバー(キム・チェウォン, イ・ナウン, ヤン・イェナ, イ・ジンソル)とのインタビュー記事を掲載。APRILは今年2月、イ・ヒョンジュの弟の暴露によって浮上した「グループ内いじめ疑惑」が原因で、事実上活動を全面中断している状態です。
(APRILインタビュー「ヒョンジュを恐れていた。私たちは加害者ではない」+当時の写真公開)
メンバー達はインタビューで「イ・ヒョンジュがKBS2『The Unit』に出演した時、私たちが誕生日にプレゼントした靴を履いていた。(私たちが)暴力を振るった加害者なら、あの靴を履いて番組に出ただろうか?」、「ヒョンジュは盗難被害を主張し、加害者としてメンバーをよく名指ししていた」など話しています。
記事ではまた、当時の日記, 写真, 心理カウンセリング記録も公開されました。
イ・ナウンの実姉A氏は今月13日、「いじめ疑惑」を否定する目的で、妹の過去の日記を公開。意図に反して、注目されたのは裏面に書かれていた「目の前から消えてほしい」という文。誰かに向けたものと見られ、議論を呼びました。
(「本当に嫌、目の前から消えて」April「ナウン」姉公開の日記、話題に「誰に対してだろう」)
これに関連して、スポーツ京郷は「2016年2月、ナウンの日記には、ヒョンジュの練習怠慢や虚言などで苦痛を訴える書き込みが、数日単位で書かれていた」とし、メンバーが当時書いた日記と心理相談記録を公開しました。
(写真:sportskhan)
(2月25日, イ・ナウン日記)
「オンニがまた体調悪い。最近になって、さらに私まで疲れて、メンバーたちも疲れている。知りたい。どんな問題なのか。私が理解するにはあまりにも大きすぎるのか….本当にこの夢をやりたいのかな?」
(2月27日, イ・ナウン日記)
「オンニはまた体調悪い。胸が熱い。プレゼントはいいけど、練習と努力は、大変なものは嫌いだという。ああすれば望むことが叶うのか? 正解はあるかな? 惨めでつらい1日だ」
(3月31日, イ・ナウン日記)
「私は本当に深刻です。1日に何回も死にたいです。(ヒョンジュオンニは)何の努力もなしに王冠だけ得ようとしています」
(4月16日, キム・チェウォン心理治療記録)
「練習2年のうち、1年体調崩していたけど、すごく利己的なんです。今は本当に見たくないです。他のメンバーは大変なのも嫌だし….頑張った人はバカになったのかと思って….もう限界が来るようです。毎日を耐えているみたいです。あまり泣かないけど、最近は毎日泣きました。この頃は死にたいです」
(5月13日, ヤン・イェナ日記)
「初めて4人で音楽番組をした。4人に変えてから2日しか経ってないので、たくさん間違えてしまった。すごく心配した。舞台から降りてすぐ、メンバーたちのこらえていた涙が溢れた。今日も憂鬱だ」
[インタビュー]
◆イ・ヒョンジュがグループを脱退する前に、どのような事件があったのか気になる
「会社は宿舎生活に苦しむイ・ヒョンジュに配慮して、携帯電話も使用させ、家から行き来しながら活動できるようにした。でも、むしろイ・ヒョンジュが私たちを犯罪者と決めつけてみんな大変だった。『ティンカーベル』アルバム準備期間の2016年2月~4月頃、イ・ヒョンジュが私たちを加害者として扱うことがひどくなり、私たちも極端な選択を毎日考えるほど辛かった」
「イ・ヒョンジュは私たちがいつも『何かを盗んだ』と主張した。CCTVをすべて確認して、私たちは集まって、やってないと否定しなければならなかった」
「イ・ヒョンジュはある日『10万ウォンが消えた』と言った。ヒョンジュは同じ部屋を使うマンネのジンソルを犯人として名指しし、ポケットとかにあると言われたジンソルは後ろのポケットを開いてみせたが、羞恥心で床に座り込んで泣いた。私たちのカバンも、全部探すよう言って、カバンも全部裏返した。まるで裸になった感じだった。人権はなかった。本当にやりきれないほどだった。当時宿舎内のCCTVも全部見返して、さらに外部監視カメラまで全部確認してみたけど、そのような状況はなかった」
(APRIL宿舎の入口に設置された防犯カメラ)
◆(脱退する前)そんなことが多かったか
「たくさんあった。私たちはイ・ヒョンジュと一緒にいるといつも犯罪者扱いされた。一度、イ・ヒョンジュが『練習室でイェナとジンソルが足をかけた』と主張したことがあった。CCTVを見ると、そういう状況はなかった。すると、トイレ前の廊下だったと言葉を変えた。また、CCTVを見ると、そのような状況はなく、するとまた言葉を変えて、CCTVのないトイレで殴られたと主張した」
「地下街で売っている5000ウォンの練習着がある。藍色なんだけど、形がみんな同じで見分けがつかない。お母さんが引き出しに入れてくれたのを取り出して着たんだけど、イ・ヒョンジュが『ねえ、それ私のズボンでしょ』と言った。その時はふざけてると思って『これどうしてオンニのズボンなんですか?』と聞いたら、『丈が私のズボンだよ』と言った。また、私が盜んだ人となり、他の人たちがみんな集まってきた。その時の気持ちは言葉で表現できない。『この人といたら私が犯罪者になるだろう』と思った。あまりにもこんなことが繰り返されるから、その後、メンバーたちが個人の物と下着にイニシャルと番号を書いた。みんなトラウマができたのです」
「また、私たちが『ご飯食べよう』と言えば、『ご飯を食べたくない』と言った後、会社では『みんなが私を除いてご飯を食べに行った』と言った。そんな嘘がいつも繰り返され、私たちはまた呼ばれて叱られた。後にノイローゼになって『録音機を買おう』と言ったほどだった」
イ・ヒョンジュは「デビュー前(2015年8月以前)から『いじめ』があった」と主張, メンバーたちは「いじめはなかった」と主張している。
(写真は2015年, デビュー前の練習生時代の様子)
◆イ・ヒョンジュに直接「やめて」と言ったことはなかったのか
イ・ヒョンジュは「デビュー前(2015年8月以前)から『いじめ』があった」と主張, メンバーたちは「いじめはなかった」と主張している。
(左:2014年練習生時代, ボーカルルームにいるヒョンジュとチェウォン
右:2016年2月, チェウォンの高校卒業式にて)
(2015年の放送前に控え室で撮った写真)
(2016年。年度設定が間違って2015年に表記されたと知らせてきた)
◆それでは、「いじめ」問題はなぜ浮上したと思うか
「脱退前の2016年2月、イ・ヒョンジュの誕生日にも、私たちが誕生日パーティーを開いた。この映像は、私たちが放送を目的に撮ったわけではなく、実際にあった誕生日パーティーの映像だ。電気を全部消してサプライズでパーティーをした。イ・ヒョンジュはろうそくを消しながら本当に幸せそうだった。自分がいじめられ、私たちがいじめをしていたら、こうやって楽しく誕生日パーティーを開くこともなかっただろう」
「当時、お金がなく、お母さんに5万ウォンずつもらって使っていた時だった。イ・ヒョンジュにプレゼントしようと、江南駅の地下商店街に行って靴のプレゼントを買って、『オンニ幸せになってほしい』という内容の手紙とともにイ・ヒョンジュのロッカーに入れておいた。その後・イ・ヒョンジュがKBS2『The Unit』に出演した時、その靴を履いて出ていた。あの時はとても嬉しかった。(私たちが)暴力を振るった加害者なら、あの靴を履いて番組に出ただろうか?」
◆イ・ヒョンジュに言いたいことはあるのか
(APRILインタビュー「ヒョンジュを恐れていた。私たちは加害者ではない」+当時の写真公開)