BlackPink「ジス」が、ドラマ「雪降花」撮影現場の写真をアップ。一部では失望の声が聞かれています。
ジスは25日、初主演ドラマ「雪降花」の撮影現場に差し入れられたコーヒートラックの写真をInstagramに掲載。ジスは「今日も天気は晴れ。Blinkのおかげで撮影現場も晴れ。Blink最高だよ」と書き込みました。
ジスは、ファンに対する感謝の気持ちを伝えるために、写真をアップ。しかし、一部の韓国ネットユーザーからは失望の声が聞かれています。
最近SBSドラマ「朝鮮駆魔師」が歴史歪曲問題により、放送開始1週間で中止を発表。ジスが撮影中のJTBCドラマ「雪降花」にも同様の懸念が寄せられているためです。
「雪降花」は、民主化運動が盛んだった1987年のソウルを舞台にしたドラマ。ある日突然女子寮に血まみれになって飛び込んできた名門大学生スホ(チョン・ヘイン)と、厳しい監視と危機の中でも治療する女子大生ヨンチョ(ジス)の時代に逆らう切ない恋が描かれます。
男性主人公について、学生運動家のふりをするスパイという設定が伝えられたため、一部のネットユーザーは「スパイ美化」の余地があると指摘する声が寄せられることに。
また、他の登場人物も問題となっています。特に国家情報院の前身である安企部(国家安全企画部)に所属するキャラクターが「いかなる状況にも妥協しない原則主義者」と描かれる予定。安企部は独裁政権下で、実際には学生運動関係者を拷問する機関だったため、これまた「美化」を懸念する声があがっています。
特に、ヒロインの「ヨンチョ」役を演じるジスが所属するBlackPinkは、世界的に人気なグループだけに、ネットユーザーらは「海外に誤った認識が広がるのではないか」と懸念を強めています。
今回のInstagram投稿について、ネットユーザーからは「空気読めない」「安全企画部の美化は『独裁美化』」といった反応が寄せられています。
▼「空気読めないね」
▼「並行世界….?」
▼「一人で別の世界に住んでるね」
▼「安全企画部の美化は『独裁美化』」
▼「『雪降華』の問題点:①多くの運動圏大学生たちがスパイと決めつけられ、無実なのに拷問を受けて死んだ歴史がある。にもかかわらず、男性主人公を運動圏のふりをするスパイに設定する → 共産スパイ美化の憂慮 ②男性主人公の名前を「イムXX」に設定。実在する運動家を想起させる」
▼「ジス好きだよㅠㅠなんで…..」
▼「韓国史が好きなんだって」
▼「『私は韓国史が本当に好きだった』」
▼「初主演作をこんなドラマにすると….次の俳優人生はないと思う」
(BlackPinkジス主演「雪降花」側、声明文「スパイ美化ない…憶測自制を」)