BTS(防弾少年団)の米ビルボード「ホット100」1位の経済効果が、1兆7000億ウォン(約1500億円)に達するという分析が出ています。
文化体育観光部(文体部)は7日、韓国文化観光研究院と共に、1日にリリースされた新曲「Dynamite(ダイナマイト)」がビルボード・シングルチャート「ホット100」で1位を獲得したことの経済効果を分析。その結果、経済的波及効果は1兆7千億ウォンと推定されると発表しました。
今回の経済効果は、所属事務所ビッグヒット・エンターテインメントの売上規模, 韓国銀行投入産出表, 関税庁輸出入貿易統計, グーグルトレンドなどを総合し、「Dynamite」の経済的効果を分析したもの。
分析結果によると、直接的売上効果は2,457億ウォン。化粧品, 食料品, 衣類など関連消費財の輸出増加効果は3,717億ウォンと推算されました。また、国のイメージやブランド等への影響を考慮すると、経済的波及効果は更に高まるものと予想されています。
今回の分析を主導した文体部は最近、与党議員に文化芸術家に対する入隊延期を要請しています。
現行の兵役法では、高校以上の学校に通う学生と司法研修院のような研修機関の研修生, そして体育・スポーツ分野の優秀者に限って入隊延期を許可していますが、K-POP歌手のような大衆文化芸術家はその対象に含まれていません。
国家に貢献した大衆文化芸術家にも兵役延期の道を開く兵役法改正案を発議したチョン・ヨンギ議員(共に民主党)は、「今回の発議は文体部からの提案が先にあった」と明かしたうえで、「20代に花を咲かす職種のような新しい職種についても、入隊を延期する選択肢を与えなければならない」と述べています。(BTS、30歳まで入隊延期なるか….兵役法改正案発議へ)
(ソース:1)
