BTS「グラミー」ボイコットに失望!「アジア部門新設」尽力者が声明「目的と100%異なるストーリーが喧伝されている」

「BTS」が、「2027グラミーにエントリーしない」と発表。「アジア部門」新設への抗議の意味があると受け止められている。
その新部門の設立に関わった関係者が、声明を発表している。Zeena Kodaは「グラミー賞のカテゴリを変更・進化させることがどれほど複雑なプロセスか」「グラミー賞においてアジア系を力強い存在として確立させようとした狙いが何だったのかを、人々は理解していません」-
続けて「これまで一切存在しなかったグラミー賞でのアジア系のプレゼンスを高めるため、多くの人々が舞台裏で尽力してきた。その成果として、形にできた」「にもかかわらず、今回の件全体がこのような形で取り上げられているのを見るのは、とても悲しく、落胆させられます」。
Zeena Kodaは「これは新しいカテゴリであり、最初の試みにおいて完璧なものなど存在しない。そして多くの意味で、このカテゴリはBTSのためのものでは全くありませんでした。これは、何十年も第一線で活躍してきたポップスーパースターのためではなく、より多くの注目や光を必要としているアーティストたちのための場所だったのです」と綴っています。
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「グラミー賞」は、アメリカで最高権威の音楽授賞式。歌手、プロデューサー、録音エンジニア、評論家などから成る音楽専門家団体レコーディングアカデミーが、1959年から毎年開いている。商業的成果より音楽性に重きを置き評価するため、受賞が非常に難しいとされています。
2027年に開催される第69回授賞式からは、 『ベスト・アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス』が新設されることが発表。この「アジア部門」は、K‑POP、J‑POP、C‑POPなどアジア圏の言語を使用した音楽のうち、一定の基準を満たした作品とアーティストを対象とする。この動きについては、「主要部門から、K-POPを除外する試み」との見方が出ていた。「BTS」の発表はこの見方に沿って、「アジア部門」新設に対する「反発」と受け止められている。
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Zeena Kodaは「BTSには常に他のポップ・カテゴリーに応募する権利や実力がある。多くの人が見落としているのは、こうした決定を下すのは一般企業や大衆ではなく、多様性やレプリゼンテーションを心から、そして深く重視している、音楽業界のプロやアーティストによる選考メンバーコミュニティだという事実です」「今回の騒動の一番皮肉なところは、このすべてが私たちをより一つにし、アジアン・ポップ・アーティストたちが文化に残してきた功績に誇りを感じ、次世代のアーティストたちのために道を切り開き続けるために行われたことだった、という点です」。
続けて「それどころか、このカテゴリーが作られた目的とは100%異なったストーリーによって動かされる、メディア主導のキャンペーンになってしまいました」「目的は常に、アカデミーの最高レベルで称える手助けをすることであり、その意図は、この非常に誘導的な議論の混乱の中で完全に踏みにじられてしまいました」「これは元々、私たちにより大きな発言力と権限を与えるための、より広い方向性への「第一歩」となるはずだったのです」。
ー「それなのに、最大級のアジア人アーティストの1組によって引きずり下ろされてしまいました。メディアの注目を集めるためにこのような大胆な行動に出るのではなく、裏でもっと意義のある会話をして実際の目的を理解し、対話を重ねることができたはずだと思うと、本当に悲しくなります」「このカテゴリーも最終的な解決策として作られたわけではなく、正しい方向への「一歩」だったのです」。
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一方、英語圏メディアからは、違う見方も。『ザ・ナショナル』は「今回作った賞はグラミーのもう一つの失策だ」「K-POPブームが始まった15年前ならともかく、今、世界中がK-POPを楽しんでいる中で、また別の『壁』を作った」と指摘。エコノミック・タイムズは「BTSはグラミー賞より一歩先んじた判断と正しい声を上げた」「グラミーを超えて、既存の大衆文化賞全体を見直すきっかけとなった」。
▼「”これは私たち全員の絆を深めるためのものだった”という言葉は説得力に欠ける。レコーディング・アカデミー(グラミー賞の主催団体)が、有色人種のアーティストや英語以外の言語で歌う・活動するアーティストを主要部門から外して別部門に追いやる傾向があるのは周知の事実だから。BTSはこうした問題を指摘した最初でも最後でもないし、彼らがエントリーを辞退したことについて、あたかも「部門を壊そうとしている」かのように振る舞うのは滑稽でしかありません」
▼「これはかなり馬鹿馬鹿しいね。誰かを批判したり貶めたりしたわけじゃなくて、単にエントリーしないと言って次に進んだだけでしょ。彼女がグラミー賞の部門のために人生を犠牲にしたなんて、到底思えないんだけど」
▼「彼女は雲の上から投稿しているんだから、この事業のために天国へ行ったようなものだよ」
▼「今年のエントリーを見送るって言っただけで「BTSに潰された」なんて言うの、さすがに大げさすぎるでしょ」
▼「かなり極端だ。それに、このカテゴリーは知名度が必要な小さめのアーティストのためっていう彼女の主張とも、なんだか矛盾してる気がする。」
▼「一番おもしろかったのは、コメント欄で「一部のアジアの国では英語が公用語なんだよ」って指摘された時の彼女の返信が「わあ、その視点は考えてもみなかった」だったこと」
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