NewJeans「仮処分」抗告棄却、高裁「主張変わらない、信頼関係破綻みとめられない」

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NewJeans」の独自活動を禁止する、地裁による「仮処分」命令について、メンバー達が即時抗告していた。ソウル高裁は17日、この抗告を棄却する判断を下しています。

高裁は「債務者(NewJeans)の抗告理由が、1審での主張と大きく変わらず、現在まで提出された資料と双方の主張を関連法理により調べてもこの事件仮処分決定を認可した1審決定は正当だ」と、地裁の判断を支持。

さらに「専属契約期間中には債権者(Ador)が、契約の重要な義務に違反したとか両側の信頼関係が取り返しのつかないほど破綻しない限り、債務者(NewJeans)は自身の主観的事情だけを挙げて一方的に契約を破棄したり任意に離脱することはできない」「この事件においては、当事者間の信頼関係が毀損されたと見るに足る理由が存在するとは見難い」と、NewJeansの主張を受けいれませんでした。


また「アイドルグループ芸能活動の特性上、デビューのために莫大な投資、支援、教育·訓練などが必要だ」「債務者(NewJeans)が専属契約から任意に離脱し、独断的な芸能活動をする場合、債権者(Ador)はこれまでの投資成果を全て喪失する不利益を被る反面、債務者(NewJeans)は今後芸能活動を通じたすべての成果を事実上独占的に享受できる不合理な結果がもたらされる」。これは、業界団体が一番、問題視する点です。▶(NewJeans「HYBE離脱」に、業界団体が反対「撤回すべき、K-POPシステム根幹揺るがす」)

ミン・ヒジンAdor元代表とHYBEの争いについても、裁判所は「これがAdorとNewJeansメンバー間の信頼関係が破綻するとは見られない」と指摘しています。

(NewJeans「仮処分」、抗告も棄却…独自活動禁止継続)
(“活動中断2か月”NewJeans「ファンに会いたくなった」…活動再開目途たたず)


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