NewJeans側「パン議長、香港公演中止もとめた」- K-POP業界団体に反論
「所属事務所HYBE傘下Adorとの契約を解除する」と一方的に宣言した「NewJeans」。7日、新グループ名「NJZ」も発表。メンバー達は事務所についても「エージェントもまもなくできる予定」と述べていました。
こういった動きに、業界の5団体が19日、懸念を表する声明を連名で表明。(韓国マネジメント連合、韓国芸能製作者協会、韓国音楽レーベル産業協会、韓国音盤産業協会、韓国音楽コンテンツ協会)。
団体側は「最近K-POP産業界を危機に追い込む主要葛藤原因のタンパリング根絶のための国会および政府の政策支援を丁重にお願いする」とし、「10か月間続いたミン・ヒジン前Ador代表の記者会見および世論戦、ハニ国政監査出席およびグループ独自活動などのように、協議や法的手続きなどを通じて解決しようとせず、世論戦と一方的宣言で事案を解決しようとする試みが流行のように広がっている」と指摘。
続けて、「所属会社との契約が適法に解約されないまま独自活動をしているNewJewansは、最近新しい活動名を発表しながら『新しいエージェントがいる』と公然と発表する状況まで至った。契約が法的に保護されず一方の宣言で破棄されるならば、K-POP産業は存続の基盤を失うことになるだろう」。
これに、「NewJeans」の両親側が19日、Instagramに声明文を掲載。「特定企画会社(HYBE, Ador)の立場と主張だけを代弁する世論集めの試みを中断してほしい」。
両親側は「世論戦と一方的宣言で事案を解決を図る過程で、K-POP産業が致命的な打撃を受けているとも主張する」「しかし、このような一方的で不均衡な世論報道によって致命的な被害を受けたのはNJZメンバーであり、音楽を愛し応援するファンと大衆」「そして今もその被害は続いている。また、HYBEが自ら招いた株価下落などの被害はHYBEの問題であり、K-POP産業の問題ではない。協会という名前を借りて特定会社の利益だけを代弁していることを確認できる部分」。
NewJeansが裁判を経ずに、専属契約の解除を主張することが、K-POP産業の存続基盤を失わせるという主張に対しては「大衆を誤導するための完全に誤った主張」「法的に守られるべき保護の義務を全うする意志がない所属会社に対して適法な手続きを経て勇気を持って声を出し、困難を甘受して対抗することにしたメンバーの立場で、協会が一方の側に立って存続基盤の危険、すなわち会社の損害だけを主張する姿は矛盾的にならざるをえないという点を想起させる」。
これと共に、両親側は「HYBEパン・シヒョク議長が米国関係者に直接電話をかけ、NJZの公演が失敗に終わるように勧めたと聞いた」と主張。
両親側は「先日、公演の準備を手伝ってくれているコンプレックスコンの関係者から、パン・シヒョク議長がアメリカの関係者たちに直接電話をかけ、NJZのメンバーたちの公演が霧散に終わるように勧めたというニュースを聞きました。今日の5団体の突然の声明発表が上記の内容とも関係がないわけではなさそうだというのは、行き過ぎた推測でしょうか?」ー
続けて「あまりにも不快で腹が立ち、HYBEは以前と全く変わりなく、メンバーたちをただ金儲けの手段としてだけ考えて、うまくいくことを応援するどころか、妨害して枯死させることだけを考えているんだなという気がしました。その後、Adorもいろいろなところで妨害を試みたことが伝わってきました」。
両親側は「NJZのメンバーたちは香港で開かれるコンプレックスコンイベントで公演をする予定です」と伝えました。
「NewJeans」は11月末、所属事務所Adorとの専属契約の解除を一方的に宣言。Adorはこれを認めず、法的対応に乗り出しています。「専属契約の有効性を確認するため」訴訟を提起した後、「企画会社地位保全および広告契約締結など禁止仮処分」を裁判所に申請。
仮処分の判断を控えて、「審尋」が3月7日に行われることが決定。裁判所が双方の言い分を聞く場です。もし裁判所が、仮処分を「認容」すれば、NewJeansの独自活動にブレーキがかかります。
こうした中でも、メンバー達は独自活動を続ける構えを崩していません。グループ名を「NJZ」に変更したメンバー達は、3月に行われる香港フェス(コンプレックスコン香港)で「NJZ」として初ステージを披露する予定。新曲の公開も予告されています。
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