未成年アイドルの活動時間を制限強化する動きについて、「サークルチャート」を運営する「韓国音楽コンテンツ協会」が反対の立場を表明しています。
最近、年齢帯を細分化して、活動可能時間を制限する改正案が国会に上程。これについて、音楽コンテンツ協会は「産業界の現実を無視した法案」とし「アイドルの場合、一つのグループ内にも多様な年齢の構成員がいる」「法律で年齢別活動可能時間に差を置くならば、活動に相当な制約が発生することはもちろん、事実上正常活動が不可能になる」との声明を発表。
さらに「番組制作に一定時間を投入しなければならない放送局や制作会社は、活動時間が制限される年代のアーティストの出演自体を避けるようになる」「またアルバム発売、コンサート開催、海外現地公演など集中的な広報と活動が必要な時期に制約が生じ、韓国大衆文化産業の競争力を弱化させる結果を招くでしょう」と指摘。
未成年アーティストの学習権について、「単に正規カリキュラムを履修する権利に限定されるべきではない」「現在、ほとんどの企画会社が行っている訓練課程には、外部の専門家による歌唱、作曲、ダンスおよび外国語教育が含まれます。青少年アーティストのほとんどは芸術中・高校在学生で、企画会社の訓練課程や芸能活動がむしろ正規教科課程を深化学習し実習できる機会になりえます」「すべての青少年は、それぞれ異なる将来の希望を持って、それに適した力量を育てていく自由があります。K-POPアーティストを夢見る青少年に画一的な教科課程履修を強要することは、このような多様性を侵害する結果を招くでしょう」。
音楽コンテンツ協会は「学業で自己実現をするために、夜遅くまで本と格闘する青少年と世界的な大衆文化芸術家に成長しようと努力する青少年アーティストを正当な名分なしに差別することになります」「産業界はすでに15歳未満の青少年に対する用役提供時間を制限している現行の大衆文化産業法を厳格に遵守しています」と、改正案に反対しています。
▶(「NewJeans、ビジネス理解ナシ」…サークルチャート関係者、メンバー達の姿勢を批判「通知で契約解除→誰がK-POP市場に投資するだろうか」)
▶(「NewJeans、集計除外も検討」….サークルチャート、”専属契約”解除宣言で強硬姿勢「音楽番組・授賞式に除外データ供給」)