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「ミンヒジン解任」回避濃厚に…..裁判所、仮処分認める「HYBE議決権行使禁止」

ミンヒジン


HYBEと対立する、Ador側が裁判所に「HYBEが臨時株主総会で、議決権を行使できないようにしてほしい」と、仮処分を申請。裁判所は30日、それを認める決定を下しています。

裁判所は「現在まで提出された主張と資料だけではHYBEが主張する(ミン代表)解任理由や辞任理由が十分に疎明されていないと判断する」として仮処分の認容を決定。裁判所は、HYBEがこれに違反して、ミン代表を解任する場合、200億ウォン(22.7億円)の賠償金を支払うことを命じています。


ただ、裁判所は「ミン・ヒジンがNewJeansを連れてHYBEの支配範囲を離脱したり、HYBEを圧迫してHYBEが保有したAdorの持分を売るようにすることで、Adorに対するHYBEの支配力を弱化させ、ミン・ヒジンがAdorを独立的に支配できる方法を模索したことは明らかだと判断される」とした上で、「模索の段階を越えて具体的な実行行為まで進んだとは考えにくいだけでなく、そのようなミン・ヒジンの行為がHYBEに対する背任行為になるとは言い難い」と述べています。

(HYBE「ミンヒジン」告発 → 弁護士3名が見解「背任罪、成立する可能性低い」「むしろAdor → ビリーフラボ”ノウハウ流出”、不法行為」)


ミン代表が記者会見などでHYBE側を猛非難したことについて、裁判所は「HYBE経営陣や系列会社の名誉を傷つけることがAdorに財産上の損害を与える行為に該当するとは見難い」。

ミン代表が「ILLITがNewJeansをコピーした」と主張したことについても、「ILLITのデビューを前後して、大衆の間でコンセプト·振付·衣装などが類似しているという意見が提示され、ミン代表としてはAdor核心資産であるNewJeansの価値を守るために必要な措置をする忠実義務を負担する」と、いずれも背任行為とは見難いと判断。

(ILLIT → NewJeansパクリ騒動、専門家見解「ALフォントから全て模倣」「深刻な侵害行為」)

裁判所は「ミン代表が是正を要求したHYBEのNewJeansに対する差別待遇問題、HYBE所属歌手アルバム押し出し問題などは、全く根拠がないと断定しにくい点などを加えてみれば、ミン代表が故意や重過失でAdor, HYBEや系列会社に損害が発生しうる行為をしたと断定しにくい」と指摘しています。


今回の判断により、31日に開催される「臨時株主総会」で、ミン・ヒジン氏の解任は困難になる。

HYBEは現在、Adorの株式を80%保有し、Adorの経営支配権を掌握。「臨時株主総会」が開かれれば、HYBEの意向通りに進み、Ador経営陣の解任は必至な状況でした。これに対して、Adorは裁判所に「HYBEが議決権を行使できないようにしてほしい」と、仮処分を申請し対抗していました。

(「ミンヒジン解任反対」1万人が署名 – NewJeansファンダム、「嘆願書」裁判所に提出)

(HYBE「ミンヒジン解任に賛成しない….裁判所の”仮処分”判断尊重」)


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