“仮処分”審問：ミンヒジン側「パンPD、NewJeans差別」「HYBE『長い休暇』言及、恐怖心与えた」

HYBEと、子会社Adorが対立中。HYBEはミン・ヒジンAdor代表が経営権奪取を狙っているとして、告発。その上で、Ador幹部陣の解任に向けて「臨時株主総会招集」を要求。今月31日に開催を控える中、ミン代表側は、裁判所に「HYBEが議決権を行使できないようにしてほしい」と、仮処分を申請し対抗しています。

裁判所は17日、その可否を決めるために審問期日を実施。双方の弁護士が出席しました。

Ador側はHYBEがNewJeansを差別したと主張。「『ミン・ヒジン初ガールグループ作ろう』とし、債権者(ミン・ヒジン)を営業し、この約束を破ってLe Sserafimをデビューさせた」。また、「パン・シヒョクがNewJeansの挨拶を受けなかった」という報道に言及し、「挨拶を受けなかったということも事実だ。メンバーたちが明らかにしたカカオトークメッセージ内容から分かる」として各メンバーが送ってきたメッセージ内容を公開。

▶(「パンPD、NewJeans挨拶無視は事実か?」 → HYBE関係者「回答むずかしい」….[顔面認識障害])

Ador側は「NewJeansは、債権者と一緒にしたいと話す。ファンも認めている」「4月16日以後、HYBEがNewJeansの長い休暇に言及した。NewJeansのメンバーと法定代理人は恐怖に震えるしかない。ミン・ヒジンの解任は本人だけでなくNewJeans、Ador、ミン・ヒジンにも回復できない損害を招くだろう」と指摘。

これについて、HYBE側が反論。「NewJeansのデビューを無理に制したということは事実ではない。デビューの順番は気にしないので、最初のチームに持って行きたいと要求、ミン・ヒジンはシャーマンのコーチングを受けNewJeansのデビュー時期を確定した」と主張。

▶(ミンヒジン、HYBE指摘「巫女」に「知人で、職業が巫女だっただけ…私は占いにも行かない」[4/25緊急記者会見])

ミン・ヒジンがHYBEとの契約が奴隷契約だと主張したことに対しても「最大限受け入れ、惜しみない支援をした。一銭も投資していない人に投資した。前例のない破格の待遇ですでに千億ウォン以上を保有していた。競業禁止条項は通常的な水準であり長期的な協力関係のため」。

ミン・ヒジンによる「NewJeansデビュー、出産した気分」との発言について、HYBE側は「実際はNewJeansメンバーを無視して世話するのが大変で卑下する発言を吐き出した。NewJeansが精神的に従属してほしいという気持ちを示した」と主張。

裁判所は2週間以内に「仮処分」を認めるかの判断を下すものとみられます。裁判所が認容した場合、Ador株を80%を保有するHYBEは議決権行使ができなくなり、ミン代表の解任は不可能になります。

▶(HYBE「ミンヒジン」後任、すでに決定か….「臨時株主総会招集」でAdor幹部陣の解任目指す)