「Le Sserafim(ルセラフィム)」が14日(現地時間13日)、「コーチェラ」に登場。40分間に10曲を披露しました。
その歌唱について、韓国オンライン・コミュニティでは酷評の声が目立っていますが、米英メディアが絶賛しています。反応が分かれています。
米ビルボードは「コーチェラ」2日目の最高の瞬間の一つとして、「Le Sserafim」の舞台を挙げています。ビルボードは「大規模な舞台で情熱的な舞台を繰り広げ、10曲のセットリストの間、観客を踊らせた」「公演のハイライトは未公開曲『1-800-hot-n-fun』だった」「Le Sserafimにホットで面白い(hot and fun)新しい時代が開かれるだろう」と強調。
イギリスのメディアNMEは「K-POPガールグループのよどみなく自由奔放な舞台」というタイトルでレビュー記事を掲載。評点は5点満点中「4点」と高評価を付けています。
同メディアは「Le Sserafimがデビュー2周年を控え、韓国アーティストの中で最短期間で『コーチェラ』に立った。この記録は、5人のメンバーが(これまで)音楽界に及ぼした影響力を示している。Le Sserafimは自分たちだけの道を切り開いている。一緒に手を握って観客に挨拶する姿を見ていると、このグループが「コーチェラ」を征服できる力はお互いに頼ることから出てくるということを知ることになる」と綴っています。
韓国ネット上やK-POPファンの反応と相反する反応です。
韓国メディア「東亜ドットコム」はこれについて、「Le Sserafimがコーチェラ公演で治療が急がれる「音痴」舞台を繰り広げたが、所属事務所HYBEによると外信は絶賛洗礼を浴びせたという」と、冷淡に取り上げています。
同メディアは、アンコール生歌騒動に触れた後「予想通り、生中継を通じて聞いたLe Sserafimのライブ実力は水準以下だった。「歌手」だが、本人たちの曲の音程をまともに合わせることができず、怒鳴りつける歌い方で舞台を延命した。『パフォーマンス強度が相当な点を勘案しなければならない』という擁護世論があるが、本質的な問題は5人中大部分のメンバーが「音痴」ということにある」と、ストレートに指摘。
続けて「ところが所属事務所のHYBEは最初、最短期間など記録樹立に血眼になり「本質」(歌唱)を解決するつもりがないようだ」。HYBEから3月末にデビューした「ILLIT」も、音楽番組アンコールステージで披露した生歌に、厳しい声があがっていました。
「東亜ドットコム」は、「生中継で「音痴たちの舞台」場面が全世界に送出されたにもかかわらず、今日(15日)外信の絶賛記事だけを選んで報道資料を配布し「目隠し」式広報をした」。同日、韓国メディアからは、先述の絶賛記事が引用された記事が相次いで発信されています。
ステージに対する様々な反応が交錯する中、「Le Sserafim」は20日、2週目の出演を控えています。大きな注目が集まりそうです。
絶対に怒られるけどこんなん笑うやん普通
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