最近、新ガールズグループ「Babymonster(ベビモン)」をデビューさせた「YGエンターテインメント」。その社員「口コミ」が9日、韓国オンライン・コミュニティに掲載。話題になっています。
この社員は問題点について、「意思決定者が口を出し過ぎる」と指摘。この「意思決定者」は、創業者「ヤン・ヒョンソク」とみられます。
[短所]
●自分の好きなようにやりたい意思決定者
●仕事における「デッドライン」という概念のない意思決定者
●些細な実務に、過度に介入する意思決定者
●そんな意思決定者を誰も説得できない会社環境
●上記のような意思決定者のせいで、新しいことを試みるどころか、市場のトレンドさえ反映することが難しい
●家内工業式制作
●他の芸能事務所に比べて非常に低いインセンティブ
かつて、Bigbangや2NE1やBlackPinkでK-POP界をリードしたYG。現在は、時価総額において、4大事務所「最下位」に沈んでいます。市場の評価は高くない。稼ぎ頭「BlackPink」とはグループ活動においては再契約を結んだものの、メンバー4人はソロレーベルを相次いで設立。営業利益の8割は「BlackPink」関連とみられ、その依存度が高さがリスクとして認識されており、新しい所属アーティストの台頭が急がれます。
そんな中、「Babymonster」が「BlackPink」以来7年ぶりガールズグループとしてデビュー。フィジカル初動売上は、ルーキーガールズグループ歴代1位を記録したものの、楽曲については、「BlackPinkの焼きまわし」との声が聞かれ、音源成績はさえません。折しも、同時期に「HYBE」からデビューした「ILLIT」がトレンディーな曲でチャートを席巻しており、新しいYGガールズグループ像の提示を期待していたK-POPファンからは、落胆の声も聞かれています。
変化が求められる局面ですが、それを阻害しているのは、会社の実権を握る「ヤン・ヒョンソク」との見方は韓国オンライン・コミュニティで散見。今回の口コミには「過度に介入する意思決定者を、誰も説得できない」「意思決定者のせいで、新しい試みどころか、市場のトレンドさえ反映することが難しい」とあり、その見方を裏付けるものとして注目されています。
一方、「長所」としては、「社屋施設の利便性」とともに、「発売が少ないことによる、良好なワークライフバランス」が。YGは所属アーティストのカムバック間隔が、他事務所より長いことで知られています。
●ランチとディナーの提供
●ジム、シャワールームなどの利便性と運動施設
●残業代やタクシー代などの支援(使えなくする雰囲気や差し戻される場合はほとんどない)
●他のエンタメ事務所に比べて発売が少なく、ワークライフバランスが良いようだ
●同年代の関心事を持っている同僚たち
●代理、課長級が少なく社員級も様々な業務経験が可能
▼「みんな分ってる。あの方は特にベビモンのデビュー映像から始まって 作詞作曲者として参加。経営する人、実務する人を分離してうまく転がせるようにしないといけないのに、むしろ事あるごとに関与してくる」
▼「ヤン・ヒョンソクだけ外せばいいってことじゃん」
▼「ベビモンだけ見ても、センスが落ちたヤン・ヒョンソクが問題の原因だというのが感じられる」
▼「ファンじゃない私も感じ取れる」
▼「発売が少ないww」
▼「長所は仕事が少ないことだね」
▼「長所もよく見たら長所じゃない」
▼「YGは昔も今も同じだよ.. 変わらない」