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NCT Dream「MMA大賞」受賞で物議….締めスピーチも担当 →「NewJeansの方が成績良いのに」「カカオパワー」の声


「MMA 2023(メロンミュージックアワード2023)」が12月2日、「仁川インスパイアアリーナ」で開催。「NCT Dream」が大賞を獲得したことについて、議論を呼んでいます。

今年設けられた大賞は、4つ。「今年のベストソング」と「今年のアーティスト賞」は「NewJeans」が、「今年のアルバム賞」はIVEが受賞。「NCT Dream」が受賞したのは、「今年のレコード」賞。

同部門は、2018年に新設された審査員賞です。審査基準を見てみると、「今年最も注目すべき音楽的成功を収めたアーティストとその制作者」とし、「審査100%」と書かれています。審査員が一存で選考し、「NCT Dream」は受賞にふさわしと判断したようです。


ただ、大賞はその受賞式でも最も価値のある賞。その年に最も活躍したグループや歌手に与えられるべきと、多くのK-POPファンは考えています。「NCT Dream」の今年の累計成績をみると、昨年末からの「Candy」のロングヒットを追い風に3位と高順位を記録。しかし、彼らより良い成績を残したNewJensやIVEがいるため、「よりふさわしい受賞者がいたのではないか」と疑問の声が聞かれているのです。


物議をかもしているのは、受賞だけではありません。「MMA」では長らく、「今年のアーティスト賞」受賞者が、エンディングを飾ってきました。「今年のレコード」賞が初めて設けられた2018年から2020年まで、最後のスピーチを担当してきたのは、「アーティスト賞」を受賞したBTS, IU, イム・ヨンウン。しかし、今年クロージングを飾ったのは、「NewJeans」ではなく、「NCT Dream」。その受賞について、ざわつきを大きくしている要因でもあります。

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カカオは今年、「NCT Dream」が所属するSMを買収。カカオはその傘下に音楽配信プラットフォーム「メロン」を持っています。カカオとSMは同じカカオ傘下。「NCT Dream」の待遇について、「特別な力学が働いた」との見方も出ています。

(韓国オンライン・コミュニティの反応)
▼「Candyで取ったようなもんだけど、CandyはNCTの曲ではなく、リメイク。本人たちの業績と称えられるべき?」
▼「キャンディー、去年の歌じゃない? 去年もキャンディで、今年もキャンディ(笑) 自分たちには、キャンディしかないことをよく知っているみたい」
▼「権威が落ちる」
▼「本当に納得できる歌手が大賞をもらったら誰もこんなに何も言わない。音源は言うまでもなくヨドル全盛時代だ。アルバムもエンドリムよりもっとたくさん売るナムドルが2組もいるのに、誰が納得するだろうか」
▼「どうして大賞が審査評価100に入るの?こんな授賞式はどこにあるの?こうしたら授賞式の意味は一体何?パンもそうだし、他のコミュニティも雰囲気がすごく冷たいのは知ってるよね」
▼「カカオ買収後、審査100で大賞をもらったら、そりゃ言われるだろう」
▼「だからカカオ, メロン, SMは一つの会社だってことじゃん」
▼「身内だからといって公正性度外視に賞を与えれば授賞式の権威がなくなり、受賞する歌手にも反感が生まれる。公正に授賞すれば権威がアップして、受賞が望まれる授賞式になるはずだ。主催側の考えは小学生レベル」


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