2023年上半期「K-POPアルバム」の輸出額が発表。過去最高を更新しました。
韓国関税庁が発表した輸出入貿易統計によると、今年1~6月のアルバム輸出額は「1億3293万ドル(約183億円)」。これは昨年同期に比べて17.1%増で、上半期の輸出額としては歴代最大です。
輸出先を見ると、日本が「4852万ドル(約67億円)」でトップ。2位はアメリカで、「2551万ドル(約35億円)」, 3位は中国2264万ドル(約31億円)」。以下、ドイツ, 台湾, 香港, オランダ, カナダ, イギリス, フランスと続いています。
注目すべきは、2位のアメリカ。年間輸出額において、2012年以来2020年を除いて、日本に次いで2位をキープしてきたのは「中国」。しかし、今年上半期に、「アメリカ」は中国を抜いて2位に浮上。
世界最大の音楽市場を擁する「アメリカ」への輸出額は2017年までは微々たるものでしたが、2019年以降に急拡大を見ています。2023年通年でも、2位を維持するのか注目されます。
(「教保証券」)
K-POPアイドルでは今年これまでに、BTSジミンがソロアルバムでBillboardで2位を記録した他、Stray KidsとTXTは、Billboardで1位を記録しています。米音楽市場分析会社Luminateは、今年の中間報告書で「韓国語が米国で英語とスペイン語に次いで3番目に多くストリーミングされた(上位1万曲基準)言語だった」との分析結果を発表。K-POPの曲が、一音楽ジャンルとして、存在感を築いていることが窺えます。
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