「Le Sserafim」にパクリ疑惑が浮上。曲や歌い方について、コーチェラにも出演したスペインの女性歌手「ロザリア」を参考にしすぎとの指摘が浮上。発売前の新曲についても、韓国の音楽評論家は「ロザリアが思い浮かんだ」との感想を述べています。
「Le Sserafim」は5月1日に1stフルアルバム「Unforgiven」のリリースを控えています。最近、音楽業界の関係者を対象にした、「アルバム聴音会」が実施されたよう。
それに参加した音楽評論家キム·ドホン, チョン・ミンジェ, ファン・ソンオプ, チャン・ジュンファン(IZM編集長)が、感想として「ロザリア参考にしているとの話が多いが、客観的に言えばその感じはある」と述べています。
発言は、Twitterスペースでのものです。
오늘 밤 11시, 르세라핌의 첫 정규 앨범 UNFORGIVEN 음악 감상회를 다녀온 평론가들과 이야기를 나눠봅니다. 정민재(@minjae_jung), 황선업(@cosmotown52), 장준환 IZM 편집장(@paragomad)과 함께합니다. https://t.co/N2jctVKzVc
— 김도헌 | Kim Do Heon (@zenerkscd) April 26, 2023
◆「曲を聴いた時、『ロザリア』の感じがした。イントロでUnforgiven x2って言った瞬間、これはリファレンスが強く入ってるな、と思った。ただ、曲が進むにつれて差別点は確かにある。後半に行くほどエスニックな感じがした。ハリム氏が参加してるが、東洋的な楽器などをたくさん挿入して東洋的な感じがある。ただ同時に『ロザリア』感もあって、Antifragileに続いてリファレンスを強く感じた」
◆「Antifragileもそうだったけど、『ロザリア』?って感じはある。特有の歌い方, 音を運用する方式のようなものが。盗作ではないが、参考にした様子は歴然としている。この曲でもそういう感じが確かにありました」
◆「(デビュー曲)fearlessから、『ロザリア』のイメージはたくさん感じられた。それで最近Le Sserafimがあまりにも『ロザリア』を意識しているのではないかという話がたくさん出てきている。私は『ロザリア』を参考にしなかったと言ったら、嘘だと思う。だが、それでもAntifragileに比べたら、Unforgivenの方が(『ロザリア』感は)薄いと思った もちろんあるにはある」
◆「私はAntifragileはとても露骨だったと思う。今回公開されたUnforgivenのイントロ部分と.. サビが今、出たじゃないですか。 サビはそういう雰囲気じゃなくて、でもイントロのラップと歌唱の中間みたいなトーン?が『ロザリア』を思わせる。ただ、それはAntifragileの方が強かった。(Unforgivenは)全体で見ると、『ロザリア』とはかけ離れているが、途中で聞こえるボーカルの運用方法や、歌唱のやり方、こういうことから(『ロザリア』を)思い出させるような部分があることはある。ないとは言えない。」
◆「私はリファレンスを否定しているわけではないのですが、聞いた時に誰かを思い浮かばせるリファレンスは、怠慢だと思う。正しさの問題ではなく、アーティスト側も聴く側にとってもマイナスだということです」
ー「リスナー側は、すでに知っている曲が思い浮かぶと新鮮さが半減する。音楽をする立場でもオリジナリティは落ちる。本当はこの程度の類似性が感じられる程度なら、自主的にフィルタリングができなかったのだろうか?と 個人的には思うんです。こんな事例が今まで多かったじゃないですか? 今日は全部話さないけど、なんでそんなことが企画会社側でフィルタリングできないんだろう。音楽家としての自覚がないのかな? こんな気がします。これは盗作ではなく、盗作は当事者同士の問題。第三者が話せる部分ではない」
◆「それだけ『ロザリア』が見せてくれた音楽的成就やビジュアルがとても独創的だと言えます。たくさん参考にしたのが感じられるAntifragileよりは少し少ないということにみんな同意しているようだ」
「Le Sserafim」は最近、アルバム発売を控えて、ハイライトメドレーを公開。その同名タイトル曲の一部が公開されると、「ロザリア」の曲「Chicken Teriyaki(チキン・テリヤキ)」に似ているとの声があがることに。
▶(「Le Sserafim」にパクリ疑惑…「ロザリア」真似しすぎ?「歌い方そっくり」)
それと共に、過去の曲やMV、コンセプトについても、ロザリアのファンから「類似性」を指摘する声が噴出。新曲はまだ一部しか公開されていませんが、評論家によると「ロザリア感」はあるとのことです。フルリリース後の、音楽ファンの反応が気になるところです。
▼「中小事務所でもないのにどうしてあんなことをするのか」
▼「むしろお金を払って買ってリメイクすればいい」
▼「リファレンスだと言えるけど、こういう話が出るくらいなら次は他の方法でやってほしい。でもAntifragileよりは少ないみたいだね」
▼「『リファレンスを否定するわけではないが、聞いた時に誰かを思い出させるリファレンスは怠慢だと思います』….この部分完全に共感できる』」
▼「Le Sserafimのコンセプトは堂々として野望があるってことなんだけど、そういうコンセプトで、別の人の曲が思い浮かぶというのはマイナスみたい」
▼「1人の歌手をこんなに真似してるのにリファレンスだから問題ないというのはちょっと理解できないね」
▼「同じ歌手として、他の歌手が長い間考えて作り出した歌い方やコンセプトをそのまま真似するのはすごく大きな問題じゃないか」
▼「評論家たちはロザリアを知っているが、私を含めて韓国人のほとんどがロザリアを知らずに、ただルセラフィムの色であると思っていた。今回初めて知って、裏切られた気分」
▼「このグループのアイデンティティは一体なんなんだろか」
▼「次のアルバムは何をコピーするんだろう」
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