「HYBE」が、SMエンタ買収について、コメントを出しています。
HYBEは9日午後、韓国市場の取引終了後に「SMエンターテインメントの株式公開買付け等持分引取に係る事項を継続的に検討しており、本公示時点で確定した事項はない」「今後、これに関連して具体的な事項が確定する時点または1か月以内に再公示する」と明らかにしました。
これに先立って、HYBEがSM株の公開買付けを通じて、イ・スマン総括プロデューサーを支援する「ホワイトナイト」として乗り出す可能性が取り沙汰されていました。その影響で、株価も大きく動いていました。韓国の証券取引所は9日18時までに、それに関する情報開示を求め、HYBEがそれに回答した形です。
SMエンタでは現在、現経営陣と創業者で筆頭株主の「イ・スマン」氏が「カカオ」との資本提携をめぐって対立中。経営陣側は7日、「カカオ, カカオエンターテインメントと戦略的パートナーシップを結ぶ」「カカオを引受先として第3者割当増資と転換社債を発行する」と発表。転換社債の転換権が行使された場合、カカオのSM株保有率は9.05%に達し、カカオは「イ・スマン」氏に次ぐ第2位の株主に躍り出ます。一方、「イ・スマン」氏の保有率は18.46%から16%台に減ることになり、「イ・スマン」氏はこれに反対しています。
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