SMエンターテインメントとカカオ, カカオエンターテインメントが7日、戦略的パートナーシップを結ぶことを発表しました。
3社は今回の投資や事業協力を通じて、お互いが持つ強みを活用することで、相互戦略的共同利益を追求することで合意。様々な分野で協力していくといいます。
これに伴い、SMはカカオを引受先として第三者割当増資を実施。発行価格は1株当り91,000ウォン(2月3日終値)で、カカオに123万株を割り当てます。SMはこれにより、1,119億ウォンを調達する見込み。また、SMはこれと共に転換社債も発行します。カカオはこれにより、SM株114万株を追加で確保することができ、最終的なSM株保有率は9.05%に達する見込みで、SMの2大株主になります。
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SMイ・ソンス、タク・ヨンジュン両共同代表は「カカオとの今回の戦略的提携を通じてSMがリーディング・グローバルエンターテインメント企業に発展するための強力な成長動力を確保するものと期待される」とのコメントを出しています。
SMは最近、創業者「イ・スマン」体制からの脱皮を発表。共同代表は「SM創業者イ・スマン氏による独占プロデューシング体系から脱皮し、5つの制作センターと内・外部レーベルが独立的に音楽を生産するシステムを導入する」とし、新経営戦略「3.0」を発表。今後は「イ・スマン」に頼るのではなく、マルチレーベル・製作体制に移行するといいます。
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