「公園少女」が所属会社を相手取り「専属契約取り消し訴訟」を提起。その1審で勝訴したといいます。
ハンギョレによると、ソウル中央地裁は今月12日、「公園少女」のメンバー7人が所属会社の「The Wave Music」を相手に起こした「専属契約効力の不存在確認請求訴訟」で原告勝訴の判決を下したといいます。
記事によると、所属会社は2022年2月から賃貸料を払わず、メンバーたちは宿舎から退去させられたといいます。同年7月にはダンス練習室が閉鎖されて、「公園少女」活動の業務を担当していた所属会社の職員とマネージャーらも全員退社したとのこと。
また、所属会社は日本人・台湾人メンバー2人(ミヤ, ソソ)に対する「ビザ業務」を怠り、2人は罰金を納付。これは韓国では「前科」として記録されたといいます。
「公園少女」側は裁判で「2021年6月の最後のアルバム活動後、到底芸能活動ができない水準に原告らを放置している」「専属契約上主要な義務であるマネイジメントや清算資料提供義務違反による信頼関係が破綻しており、専属契約の效力は完全に喪失した」と主張しています。
「公園少女」メンバーたちが起こした訴訟に対して、所属事務所側は訴状を受けとっても30日以上答えず。訴訟は弁論手続なしに終わったといいます。 会社が判決文を受け取った時から14日以内に控訴しなければ判決は確定することになり、「公園少女」メンバーたちは自由に活動できるようになります。
「公園少女(GWSN)」は2018年9月5日にデビューしたガールズグループ。韓国人, 台湾人, 日本人で構成された多国籍グループです。デビュー当初の所属事務所は「KIWIメディアグループ」でしたが、2021年春頃に「The Wave Music」に移籍。2021年下半期からは活動が見られず、「解散説」が囁かれていました。
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