「事務所代表から暴行を受けた」という目撃談が出ていた「Omega X」。メンバー達が16日、記者会見を弁護士会館で実施。専属契約の効力停止を求めて仮処分申請を行う方針を発表しました。
メンバーによると、所属事務所Spireからの不当な扱いは、昨年11月から約1年間にわたって続いたといいます。飲み会を強要し、拒否すればアルバム発売でメンバーたちを脅迫。メンバー達は「解散を避けるために、所属事務所代表の不当な待遇を我慢してきた」といいます。
ジェハンは「カン代表は練習が終わて退勤する際に呼んで、強制的にお酒を飲ませて、セクハラ発言などをした。太ももや手, 顔を触るセクハラは常習的だった。飲み会が終わった後もカカオトークと電話を続けた」「『Omega Xを続けるなら、這いなさい』などの暴言を吐いた。自身が極端な選択をすると脅迫し、メンバーを不安にさせ、一部のメンバーは精神科治療を受けた。商品ではなく人として尊重してもらいたかった」-
続けて「多くのメンバーが不安症状とパニック症状を見せており、私も精神科治療を受けている。多くのメンバーが(代表の)ハイトーンの声を聞くだけで、びっくりするほど不安を感じている」。
会見には弁護士も同席。弁護士は「これは私たちだけの問題ではなく、若者全員の問題であり、変化を願う気持ちで勇気を出した」、「契約解除通知をし、本日付で専属契約効力停止仮処分、刑事告訴, 慰謝料請求訴訟などを進める予定だ」と明らかにしました。
カン代表は最近、辞任を発表。しかし、辞任後、事務所から精算書が送られてきたといいます。弁護士「(事務所から)メンバーたちのせいで、 借金ができたからメンバー1人当たり3~4億の借金を肩代わりしろという精算書を送っきた」。
カン代表と所属事務所を共同経営しているファン氏については、「ファン議長はすでに知っていた。 徹底的に黙殺した。私たちの代理人は幇助と判断し損害賠償および刑事責任を問う予定だ」と、弁護士は述べています。
「Omega X」は会見に先立ち、グループ名とファンダム名の商標を出願。出願人は「Omega X」が選任した法務法人で、出願日は11月7日。メンバーたちは11人が一緒に活動できる方法を模索しています。
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