嵐の歌詞映像が、JYPエンタ所属バンドDAY6の歌詞映像に酷似しているとして注目される中、DAY6の映像を担当したINSPがインタビューに応えています。
最近、オンラインコミュニティやSNS上では、嵐「Face Down : Reborn」のリリックビデオが、DAY6「Zombie(English Ver.)」のリリックビデオに似ているとの指摘が相次ぎ話題に。嵐の映像は2020年6月25日に公開, DAY6の映像はその約1か月前の5月21日に公開。どちらも公式チャンネルで公開された公式映像です。(「Day6″Zombie”に酷似」 嵐のリリック映像に指摘「ジャニーズ、K-pop意識してる」の声)
制作を担当したコインラッシュのINSPは14日、スポーツ京郷に「すでに今年6月、海外のファンを通じて両MVの類似性を知らせるメッセージを受けた」とし、「2つのMVがすごく似ていて、びっくりしたし、”私たちがビデオを上手に作って、日本の国民的アイドルまで真似してくれたんだね”と慰めるしかなかった」と述べました。
「嵐」側に抗議をする計画があるかについて、INSPとコインラッシュは「私たちの制作物とあまりにも似ていて、残念な気持ちなのは事実だが、JYPエンターテインメントの公式的立場以外に特に話したいことはない」と伝えました。
続けて「創作者として何かを作ることにおいて、100%純粋なオリジナル創作にならない時代だ。僕も既存の映像にインスピレーションを受ける過程はあるので一部理解はしますが、それでもあまりにも似ている映像を発見すると、とても残念だ」と述べました。
DAY6が所属するJYPエンタは14日午前、スポーツ京郷に「立場はない」と伝えました。
今回の盗作騒動で、嵐の過去の発言も再び注目されています。メンバーの松本潤は、11月に公開された米メディア「バラエティ」とのインタビューで、所属事務所「ジャニーズ」を設立した「ジャニー喜多川」氏への敬意を示し、”K-POPはジャニーズの遺産”という内容の発言をしました。これに対して、K-POPファンからは批判の声が出ていました。
韓国では、今回の騒動と「ルーツ」発言を関連付けて報じる記事も目立っています。(「Day6″Zombie”に酷似」 嵐のリリック映像に指摘「ジャニーズ、K-pop意識してる」の声)