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BTSの朝鮮戦争スピーチへの批判、1日で沈静化? 中国外交部「友好増進努力」

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BTS(防弾少年団)の朝鮮戦争スピーチに対する中国ネットユーザーの批判が、1日で下火になっているといいます。韓国だけでなく、米国など国際社会の批判世論などを意識したものとみられます。

中国のネットユーザーが問題視したのは、10月7日に行われた「2020 Van Fleet Award」オンライン授賞式での受賞スピーチ。

「ヴァン・フリート賞」はコリア・ソサエティー(米韓両国間の理解と協力増進のための非営利団体)が、朝鮮戦争に米第8軍司令官として参戦したジェームズ・ヴァン・フリート将軍を称えて1992年に制定した賞。毎年米韓関係に貢献した人物や団体に贈られています。

リーダーのRMは、朝鮮戦争70周年に当たる年に開かれた本イベントの意義を伝え「韓国とアメリカが交わした苦痛の歴史、多くの男性と女性の犠牲を忘れない」と受賞の感想を述べました。中国への言及はありませんでした。(BTS「ヴァン・フリート賞」受賞「音楽でつながっている」)

しかし、中国では「男性軍人と女性軍人の犠牲」などと誤訳され、「BTSが中国軍人の犠牲と中国尊厳を無視した」などとの主張が展開。サムスンやフィラは、BTSのオンライン広告を削除するに至りました。


この事態を受けて、中国外交部のスポークスマンは12日の定例ブリーフィングで「関連報道、中国ネチズンたちの反応に注目している」とし、「歴史を鏡として未来に向かって平和を大事にし、友好を図ることは私たち(韓国と中国)が共に追求しなければならず、努力するに値する」と述べました。

この立場発表後、11日から12日まで激しく続いた愛国主義的な中国ネットユーザーの批判の声は和らいだといいます。

中国メディア「環球時報」は12日、「BTSの朝鮮戦争に関するスピーチが中国ネットユーザーの怒りを生んだ」とし、「朝鮮戦争に参戦し死亡した中国軍人の尊い犠牲と中国の尊厳を無視した発言」という中国ネットユーザーの主張を引用し報道。しかし、13日現在、該当記事はホームページから削除され、見ることが出来なくなっているとのことです。

「環球時報」の英語版「Global times」も「BTSの感想が中国ネットユーザーの怒りを招いた」というタイトルを「BTSが朝鮮戦争を取り上げた。中国から批判を受けた」に修正しました。

BTSのスピーチについて、米ニューヨークタイムズは12日、「BTS Honored Korean War Sacrifices. Some in China Detected an Insult(BTSが朝鮮戦争の犠牲者に敬意を示した。一部中国人が侮辱感を感じた)」と題した記事で「BTSのスピーチは挑発ではなく悪意のない言葉のようだった」と評しています。





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