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JYPパク・ジニョン、アメリカ版「NiziU」を計画中

niziu,パク・ジニョン


JYPパク・ジニョンが、アメリカ版NiziUを計画しているようです。

パク・ジニョンは8月31日、米経済誌フォーブスとのインタビューで、「NiziUに似た、米国を基盤とするガールズグループの競争プログラムについて議論がある」と、米国進出の意志を明らかにしました。

パク・ジニョンは以前にも米国進出を試みたことがあります。
2008年、当時韓国のトップガールズグループだったWonder Girlsと共に渡米し、米市場に挑戦。Wonder Girlsはバンド「ジョナス・ブラザーズ」のツアーに同行し、ツアーバスで寝泊まりする劣悪な環境の中で米国活動をスタート。骨身を削るプロモーションで、Billboardシングルチャート「ホット100」で76位に1週チャートインしましたが、期待通りの成果を残すことが出来ませんでした。


この試みは、「長い空白期によって韓国国内の人気が下降し、ワンダーガールズにとって米国進出はむしろ損ではないか」という評価を受けることに。

それから10年以上が経過した現在、米国で最大の影響力を持つK-POPグループは、BTSBlackPink。BTSは「Dynamite(ダイナマイト)」で韓国歌手としては初めてBillboard「ホット100」2週連続1位を獲得。BlackPinkもセレーナ・ゴメスとコラボした「Ice Cream(アイスクリーム)」で「ホット100」の13位を記録し自己最高記録を更新。(BTS「パン・シヒョクPD、ビルボード1位に電話で泣いた」)

パク・ジニョンが、ここ最近の2組の活躍をみて、米市場進出への意志を再び強くしたとしても不思議ではないでしょう。JYPにはTWICEITZYなど有名グループが所属。アジアでの人気は前述2組に引けを取りませんが、米国人気は劣るとみられています。










また、NiziUについて、パク・ジニョンは「JYPファミリー」,「K-POP」「世界を目指す」と言及。しかし実際は、K-POPアイドルというよりは、K-POPアイドル育成システムの輸出に近い。NiziUのメンバーは全員日本人(1人米国との2重国籍)で、日本語の歌を歌い、主な活動場所は日本。NiziUを構成する要素のうち、K-POP要素はJYPによるプロデュースだけで、現地の人材を使い現地市場を攻略する現地化戦略の一環とみられます。

パク・ジニョンがNiziUに類似した、アメリカ基盤のガールズグループ・プロジェクトに言及した以上、NiziU方式がとられるものと見られます。英語圏国籍メンバーで構成され、英語で書かれた歌を英語で歌う。

パク・ジニョンは、K-POPグループのシステムを日本に拡大。次は、その舞台を米国に広げようという意志を示しました。NiziUのプレデビュー曲で好スタートを切り、現在のところJYPの現地化戦略は順調ですが、その戦略が米国でも通じるのか、グローバルK-POPファンの注目が集まっています。

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