「NJZ商標」、拒絶の仮決定…「Ador商標権を侵害、NewJeansをモチーフにしている」

「NewJeans」メンバー達が、商標出願していた「NJZ」。韓国の知識財産処(旧特許庁)が、登録拒否の手続きに入っています。
韓国メディア(日曜新聞)は「商標登録審査を主管する知的財産局が、最近NJZ商標出願に対し拒絶理由を通知」「出願人であるメンバー全員(ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘイン)に意見書または説明書の提出を求めたことが確認された。メンバーが7月29日までに意見書や補正書を提出しない場合、知的財産庁の拒否決定が確定する」と報じています。
通知書では、拒絶理由として、HYBEが握る「NewJeans」の商標権を侵害していると判断しています。
通知書で、知的財産庁は、ウサギ型の商標について、「出願人(メンバー)は2022年7月にデビューしたNewJeansのメンバーであり、国内外の需要者に対し特定の人物(NewJeans)の商品を示すものと認識されているウサギの頭部をモチーフにした応援棒と、外観全体の形状および構成比率が極めて類似した図形を出願し、不当な利益を得ようとする、あるいは特定の人物に損害を与えるなど不当な目的を有する商標使用と判断される」(商標法第34条第1項第13号)と指摘。

また、「出願人は、NewJeansメンバーとして所属事務所との雇用等の契約関係の期間に使用していた応援棒(ウサギ形の応援棒)を認識した状態で、当該応援棒と外観の全体的な形状および構成比率が極めて類似した図形を出願したと判断される」「図形内部に記載されたNJZは、出願人が雇用等の契約関係にあった所属会社株式会社Adorの先登録商標であるNewJeansをモチーフにしたNJZを同一または類似の指定商品として出願したもので、信義則に反する商標出願と判断される」とし、同法第34条第1項第20号に該当すると明らかにした。
「NJZ」という名称自体についても、知的財産庁の審査官は、商標法第34条第1項第20号に該当すると見なした。その判断の根拠資料の一つとして、2025年2月7日JTBCが報じた記事(「NewJeansのメンバー、新グループ名を決定『NJZ』」)を添付。記事には、メンバーが従来の名前の本質を保つ意味でNJZという名称を選んだという説明が記されている。NJZはNewJeansとは全く関係ない新しいブランドではなく、既存のグループ名との連続性を前提に作られた名称であるとみているようです。

商標法”第34条第1項第20号”は「共同事業・雇用等の契約関係や業務上の取引関係、またはその他の関係を通じて、他人が使用している、または使用を準備している商標であることを知りながら、その商標と同一または類似の商標を同一または類似の商品に登録出願した商標」を登録不可能な商標として指定している。
メンバー達は通知書に対して、7月29日までに意見書や補正書を提出し、拒絶理由に反論したり出願内容を修正することができる。対応が行われない場合、知的財産庁は拒否決定を確定する可能性が高い。現在、メンバー3人はAdorに復帰した状態で、少なくともその3人は意見書を提出する公算は低くそうです。
▶(“Ador復帰”NewJeans、「Njz」アカウント削除…活動再開へ地ならし?)
