ボイプラ2、活動期間は6年…ディスパ契約書入手 – 異例の長さに「中小事務所の機会を奪っている」「中小事務所の機会を奪っている」

「ゼロベースワン」が誕生した、Mnetサバイバル番組「ボーイズプラネット」。その後継番組「BOYS II PLANET」が9月25日、ファイナルを迎えた。「ALPHA DRIVE ONE」のメンバー8人が決定しました。その契約期間は、6年だという。
Dispatchは「出演契約書によると、活動期間はアルバム発売日から5年。CJ ENMが委託した新規所属会社、すなわちウェイクワン(CJ子会社)所属として活動する」ー
続けて「(5年が)終わっても終わらない。CJは1条3項に「スペシャル活動」条項を入れた。6年目になる年に、シングルアルバムをもう1枚出して、追加公演までしなければならないったわけではない」「CJ ENMは「5+1」契約を通じて、事実上6年を結んだ」と報じています。

Dispatchは契約書を入手。
第1条第3項には「アーティストグループの活動期間終了後1年以内にシングルアルバム1タイトル発売、公演1タイトル開催に参加する。べての日程に必ず出演することとする」
第2条第1項には「出演者が最終選抜されなかった場合にもCJ ENMは出演者の芸能活動に対する専属マネジメント権限を独占委託し、別途グループを結成する権利を持つ」。最終組に漏れたメンバーで構成された派生グループの結成を念頭に置いているようです。

一般的なK-POPグループの契約期間は、7年に設定されることが多い。サバイバル番組デビュー組は、それより少なく2年や3年などが多い。「6年」は異例の長さです。
Dispatchはこれについて、「番組で名をあげた練習生が元事務所でデビューできず、中小事務所の機会を奪っている」と批判的に報じている。
Dispatch「CJ ENMは対外的に『才能あるアーティストに機会の場を用意する』『中小企画会社と協業して音楽産業を拡張させる』と強調した」「しかし、CJの行動は矛盾している。 むしろ音楽産業の生態系を破壊するという指摘が出ている。才能のあるアーティストを自社所属にまとめて産業を独占するという意志がうかがえる」。

Mnetが手掛けたサバイバル番組ではデビュー組解散後、元事務所に戻って再デビューするのがパターンです。中小事務所は、その再デビューによる利益を期待して、練習生をMnetのサバ番に送り出す。CJは最終組の活動による利益を独占的に享受するが、それは2年ほどなので、元事務所は容認していた。ただ「6年」活動となると、契約が終わるころには、入隊目前ということも。そうなると、元事務所下での活動が大幅に減る。また年齢に加えて、すでに多く露出されたことで「アイドル」としての新鮮さが失われて、元事務所が得る旨味が減る可能性も考えられる。
「IZ*ONE」の契約期間は、2.5年でした。もし6年間契約だとしたら、2024年10月に契約が終了したばかりということに。元メンバー達がIVEやLe Sserafimでのデビューはなかったかもしれない。チョ・ユリも「イカゲーム」に出演して、大ブレイクできなかったかもしれません。
企画会社関係者は「一言で『機会をあげる、子供をくれ』ということです。これは中小企画会社とのコラボレーションでもありません。食物連鎖の上の段階の捕食に他なりません」。長期契約は、CJと中小事務所の共存共栄関係に綻びをもたらす可能性がある。Mnetサバ番に対して、中小事務所が練習生を参加させることを躊躇するなど、スタンスに変化がみられるかもしれません。
Dispatchは「『機会を提供し、中小企画会社と協業する』という目的を捨てるのはどうだろうか。見せかけだけの名分だ」と伝えています。
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