“IVEスタシ”親会社、売却頓挫…カカオエンタ発表

「カカオ」が子会社「カカオ・エンターテインメント」の売却を検討中、と伝えられていた。しかし、それは頓挫したようです。

「カカオ」は子会社「カカオ・エンタ」売却について、「検討したが、これを中断することに決めた」と、7日に公式立場を明らかにしました。

今年4月、「カカオ」は「カカオ・エンタ」のIPO(新規株式公開)を計画していたが、最近の市況の悪化で「売却」する方向に傾いていると、報じられていました。

投資銀行業界の関係者は「カカオは非核心系列会社売却で現金を確保し人工知能(AI)と核心分野に戦略的投資を増やさなければならない状況」「だが価格に対する異見、市場不確実性など変数が山積し交渉が容易ではないだろう」。

カカオ・エンターは傘下に、音源配信サービス「Melon」, IVEやKiiiKiii所属「スターシップ・エンターテインメント」, IU所属「EDAMエンターテインメント」, イ・ビョンホン所属「BHエンターテインメント」, 「マネジメントSOOP」を持つ。カカオとその傘下カカオ・エンターテインメントはあわせて、SMエンタ株も40%ほど保有。

カカオは「カカオ・エンタのグローバル成果創出と事業競争力強化のための多様な戦略的方案に対しては持続的に検討していく計画」とコメント。