NewJeansプロデューサー「ミン・ヒジン」氏が、Ador取締役からの辞任を宣言。Instagramでは、「Ador」と「NewJeans」アカウントのフォローを解除し、HYBEとの「決別」の姿勢を見せています。
そんな中、韓国メディアによると、ミン・ヒジン氏はパン・シヒョク議長からお金を借りていたよう。「決別」にあたり、その返済の行方に注目が集まっています。
テンアジアは「本紙の取材によると、議長とミン前代表間の個人間債務金額は、11月末基準で約39億4000万ウォン(4.4億円)に達する」「2023年3月、ミン前代表がAdor株18%を買い入れるために必要な金額37億ウォンを、議長が個人的に貸与した」「ミン前代表は57万3160株(18%)を37億ウォンで買い入れた。額面価格では28億6580万ウォン分だが、実際の買収価格は企業価値などを考慮して1株当り6700ウォンと推定される。全額、議長から借りた金だ」と報じています。
これは、贈与ではなく、貸付。HYBEとミン前代表間の株主間契約とは関係がなく、個人間の取引だという。利子は法定利率4.6%で、貸与額は2024年11月末基準で39億4000万ウォンまで増えたものと推算されます。
HYBEとの「決別」が宣言された中、議長がいつ返済を要求するかが焦点に。貸与は、ビジネス上の関係があってこそ為されたと見るべき。HYBEと関係のない事務所にいたとしたら、貸与はなかったとみられる。「決別」となれば、返済要求に乗り出す蓋然性は高まる。
償還を要求し、これに応じない場合は、仮差押えや貸与金返還請求訴訟などを提起することが可能。テンアジアは「本紙の取材によると、返還請求のための法的措置を内部的に検討しているという」と伝えています。
これについて、HYBEの関係者は「個人間取引なので申し上げにくい」とコメント。
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