8月末に、HYBEによってAdor代表職から電撃解任された「ミン・ヒジン」。復帰を目指し、裁判所に「Ador臨時株主総会招集およびAdor社内取締役再選任のための仮処分」を申請。
ソウル中央地裁は29日、その申し立てを却下する判断を下しました。これを受けた同日、HYBE CEOが従業員向けに、メールを送信。「早く、NewJeansプロデューサーと再契約できるよう期待している」と伝えたという。
イ・ジェサンCEOは「(裁判所決定で)7か月余りの間持続してきた混乱の局面が転換点をむかえることになり、色々な事案が整理される方向性がより明確になった」「会社は早くAdor正常化に出ようと思う。最も重要な(ミン・ヒジンの)NewJeansプロデューサー再契約において、早い時間内に意味ある進展があることを期待している」。
続けて「その過程で困難も多いだろうが、会社は何度も明らかにしたようにNewJeansがさらに世界的なアーティストになるよう力量を総動員して支援するという点には変わりない」。
最近、他事務所やそのアイドルに対して醜聞・誹謗的な内容の「内部報告書」を役員間で共有していたことが明らかになった「HYBE」。ミン・ヒジンとの対立長期化で、それ以外の様々なことも露呈。会社のイメージに打撃を受けています。
その点を念頭に、CEOは「HYBEがより良い企業になるために、また音楽産業の環境を持続して改善していくためにしなければならないことが非常に重要であることを改めて悟る契機になった」、「成果の華麗さに隠れて細心に調べることができなかった色々な業務領域で『これまでよくやってきたことが正しいのか』確認し、振り返らなければならないという点を切に感じている」。
続けて「今回の紛争過程で露出した色々な問題は時間がかかっても必ず一つずつ一つずつ解決していくようにする」「人的刷新も悩んでおり、これに対する対象と範囲においては会社運営の安定性を考慮して判断する予定」。
CEOは「私たちが改善しなければならない点は必ず直していくものの、責任を問うことは責任を問おうと思う」「K-POPをより高度化され透明な産業生態系で成長させるためにも必ず必要なことだ。原則に忠実であることが最も正しいことだという確信がある」と伝えています。
HYBEは30日、ソウル龍山区社屋で役職員対象のタウンホールミーティングを開く予定だという。
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