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Le Sserafim新譜「CRAZY」、IZMレビュー「2点」…「コーチェラ炎上に対するメッセージ性なし、強気コンセプト&K-POPの限界」「惨憺たるラップ」


Le Sserafim(ルセラフィム)」が8月30日、4thミニアルバム「CRAZY」をリリース。同名タイトル曲をはじめ, 「Chasing Lightning」, 「Pierrot」, 「1-800-hot-n-fun」, 「The Reason Why I Can’t Touch」の5曲が収録。

韓国の批評サイト「IZM」が、レビュースコア「2点」(5点満点中)を付けています。グループは「フィアレス(何も恐れない)」を掲げて、強気コンセプトを貫いてきた。「コーチェラ炎上」後初の新譜だけに、それに対する何らかの意思表明やメッセージ性の提示が期待されていたが、「それが全く欠如していた」と指摘しています。

IZMは「コーチェラから始まった今年上半期の悪材料は、十分に好材料になり得た。特定不可能な敵に対抗するナラティブで、ディスコグラフィを作ってきたグループが、ついに明確な攻撃に直面したからだ」、「残念ながら『Crazy』はK-POPバージョンのテイラー・スウィフトの『Reputation』やアリアナ・グランデの『Yes, and?』になる代わりに無回答を選んだ。むやみに振り回されないというような平然とした態度ではなく、機械式工程によるものだ」。


さらに「せっせと1年分のプランを組んで、ソングキャンプを組織する産業に、実際の事件をストーリーテリング要素として組み込む余裕など存在しないのだ」「K-POPの限界を表わすアルバムだ。本当に「ホット」に「やり遂げることができる」を望むならば、今のようにメンバーたちを弾除けにして安易に押してはいけない」と、HYBEとK-POP産業を批判。

なお、これまでLe Sserafimの楽曲については、米メインストリーム・ポップシーンの後追いとの指摘が聞かれていましたが、「CRAZY」についてはその感じは薄まっているという。

IZM「前作『Easy』のオープナー曲「Good bones」で『Easy、crazy、hot、I can make it』と歌い今回のEPを予告したので、チャーリーXCXの『Brat』が感じられるという指摘は、最近の音楽シーンのトレンドを受け入れた結果だと反論可能だ」「実際、途中の惨憺たるラップさえ乗り越えれば、最新のPhonkサウンドを空輸した「Crazy」はそれなりに面白いトラックだ」「イブ、プシケ、そして青ひげの妻」の後継者格である曲は、キッチュな歌詞が揚げた「Unforgiven」のように慌しくなく、トレンドを考えると『Easy>で特に激しかった行き過ぎたレファレンスの影はある程度抜け出した」と、レファレンス感が弱まった点については評価しています。

(韓国オンライン・コミュニティの反応)

▼「グループが強調してきた叙事をまともに書ける機会ではあったが、これがとても難しい」
▼「議論に対応できないアルバム」
▼「いやCrazyは前からずっと準備してきたというアルバムなのにどうしてしきりに回避したと言うのか.. じゃあ、アルバムをひっくり返して返事をしないといけなかったの?」
▼「回避したというのではなく、「機械式工程による結果」。ある意味、HYBE K-POP産業システム自体を批判した内容」
▼「2点なら大丈夫だよ。ピョルピョルピョル、ミヤオは1点だよ」
(「MEOVV」デビュー曲、酷評!批評サイトIZM「1点」….「粗悪で空虚…..いい点は、ガウォン歌唱だけ」)
▼「惨憺たるラップ….ㅠㅠㅠ」
(Le Sserafimウンチェ、CRAZY「ラップ」賛否分かれる…..「下手すぎ」「しんちゃんラップ」「中毒性がある」)
▼「今回のアルバムが一番重要だったが、フィードバック反映が一つもされていないルセラフィムを見て大衆の反応は冷たい」
▼「準備ができてなくても、まずはデビューさせないと。準備したから、日程のためにカムバックしないと。これがずっと指摘される、 HYBE工場式アーティストの運営」

(Le Sserafim「CRAZY」、米ビルボード「Hot100」2週連続チャートイン!K-POPグループ5組目)


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