「HYBE(ハイブ)」社屋前で4日、環境活動家がデモを行っています。
彼らは「Kpop4Planet」を名乗る団体で、デモは「プラスチックアルバムの罪悪(Plastic Album Sins)」キャンペーンの一環だという。
団体は、「8月、国内外K-POPファン1万2000人余りが参加したアンケートで、アルバムを多く購入するほどファンサイン会参加確率が上がるマーケティング(42.8%)がHYBEの『最悪の商術』に挙げられた」として、「多量のアルバム購買を誘導し環境を汚染させる悪性マーケティングを直ちに中断せよ」と要求。
現在K-POP界では、メンバーのフォトカードをランダム形式で封入したり、サイン会チケットを付けてアルバムの(フィジカル)売上をかさ上げする手法が横行。問題視する向きが広がっています。なかでも、HYBEはそういった商法の急先鋒とみられています。2023年のアルバムのフィジカル売上は、4360万枚。これは業界トップです。
「Kpop4Planet」イ・ダヨン氏は「ファンがいなかったら今のK-POP産業はなかっただろう」「HYBEがファンの声に耳を傾けることを願い、悪性マーケティングを中断しろという要求に対する返事を聞くまで止まらないだろう」「HYBEが変化を主導する責任感を示し、K-POP業界全体をリードしなければならない」と声をあげています。
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