HYBEが29日、「パン・シヒョク議長がBELAIR STRADELLA、LLCと言う会社を保有(100%)している」と訂正申告。この法人を通じて、米カリフォルニア州ロサンゼルス・ベルエアにある高級マンション(邸宅)を、「2640万ドル(38億円)」で購入。
これについて、HYBEは記載漏れあったとして、公正取引委員会の調査を受けていました。HYBEは「今回の公示対象大企業集団指定により、該当法人に対しても公示義務が発生、実務上単純脱落し訂正公示した」と説明。
HYBEは昨年、資産5兆ウォン超えを達成。韓国のエンターテインメント企業として、初めて大企業集団(公示対象企業集団)に指定されました。それに伴い、上場するHYBEだけではなくHYBEが支配する企業の株主情報や、オーナーの概要と財務状況, 特殊関係人(オーナー親族など)の株式所有状況、系列会社などを報告する義務が生じていました。
公正取引委員会は6月24日、HYBEに対する立ち入り調査を実施。今回、HYBE自ら訂正報告しましたが、公取は調査を継続する計画。関係者は「HYBE側の主張のようにこれが単純な記載漏れなのか、あるいは故意の隠蔽なのかは現在進行中の事件調査を通じて持続的に明らかにする計画」。
調査で、「故意性」と「悪質性」があると判断されれば、パン・シヒョク議長は刑事処罰を受ける可能性もあるとのことです。
▶(公取「HYBE調査、パンシヒョク親族資料に漏れ・虚偽記載の疑い….」)
▶(公取「HYBE調査、パンシヒョク親族資料に漏れ・虚偽記載の疑い….」)