デビューを控える、NCT最後のユニット「NCT WISH」。NCTの先輩メンバー「ヘチャン」が、「すぐにメンバーとして受け入れにくい」と話したといいます。
この発言は、最近行われた配信の中で飛び出したそう。ヘチャンは「とても個人的な考えですが、とにかく私が8周年を迎える年に、その友達がデビューをする。これはちょっと簡単にメンバーという感じで受け入れにくいです」と述べました。
ただ「でも、メンバーたちが頑張って成し遂げたチームの末っ子だから、愛情は生まれると思います。うまくいくといいですね」と、エールも送ったといいます。
この発言について、NCTファンからは「正直、共感できる」「16年デビューと24年デビューを一緒に見ることはできない」や、「先輩が受け入れられないと発言するのはどうか」「反対派ファンを正当化させる発言」といった、様々な反応が噴出しています。
「NCT」は2016年デビュー。今年8周年を迎えます。コンセプトは「拡張」と「開放」というユニークなもの。メンバー数やメンバー構成について制限がなく、新しいメンバーが続々と加入し、曲に応じて最適なメンバーが構成されてきました。
そのシステムについては、ファンの間では賛否両論の声があり、年々「否」の声が目立っていました。ファン以外からは、その複雑なシステムが不評。メンバーの視点では、チームの結束や人間関係において、難しさがあるようです。それが垣間見えたのが、今回のヘチャンの発言です。
「NCT WISH」はその「拡張」コンセプト放棄前、最後のユニット。「拡張」コンセプト終了はファンから、概ね好意的に受け止められ、活躍の場が望まれていたショウタロウとソンチャンの加入が見込まれていた「最後のユニット」には理解を示す声がありました。
しかし、2人はNCTと全く関係ないRiizeとしてデビュー。「NCT WISH」はNCTと所縁のないメンバーで構成されることに。これは、NCTファンにとっては予想外の決定で、物議をかもすことに。昨年5月にはデモまで行われています。
デモを主導したファンらは、声明で「SMはNCTメンバーの度重なる迎え入れと脱退を、新しい変化と試みと誤魔化し、会社の決定を一方的に通知してきた。これにともなう混乱と苦痛はNCTzenとメンバーたちが耐えてきた」「それでも既存メンバーだったソンチャンとショウタロウの安定的な活動を望んで、ファンダムは固定チームである東京チーム(NCT WISH)を待っていた。しかし、2人が脱退した今、東京チームのローンチは無意味だ」-
続けて「これ以上の迎え入れと脱退は容認できない」「SM3.0の公約であるNCT無限拡張終了を現在メンバー数20人に固定することを要求」「したがって、地域基盤の新チームが必要ならばNCTとは別の独自グループとしてデビューさせることを要求します」と訴えていました。
ファンダム内がざわつく中、「NCT WISH」は2月28日18時、 デビューシングル「WISH」をリリースします。2月21日には、「SMTOWN LIVE」東京ドーム公演で、デビューステージを披露する予定。NCTメンバーとして、最初の一歩を踏み出します。
▼「シズニーだから共感できるけど….ただ他人みたいだ。既存メンバーのファンたちが、営業するのもムカつく」
▼「最初から16年デビューと24年デビューを同じチームとして見ることができるのか? あれが当たり前の考えではない..?」
▼「率直さで包装した無礼のようだが。8年なら、これまで新しく合流デビューする人たちがどれほど無視して気苦労をしたのか、すぐそばで見守ってきた人ではないか? NCT体制も終わるのに敢えてあんなこと言うのがすごいように見える」
▼「正直、すごく傷付いた··· 8年先輩が堂々とああいうのは恐ろしい。メンバーたちも嫌だと言っているのに、私たちは嫌がってはいけないのかと正当化するファンももう出ている」
▼「ファンたちが共感するのと、メンバーが直接あんな風に言ってしまうのと同じなのか.. ヘチャンは普段も感じたけど 本当に何も考えずに過ごしているような」
▼「ヘチャンがSM練習室でタバコを吸いながら練習する時、Wishたちは熱心に日本全国ツアーを回って撮影してたまにチャレンジまで撮りながら熱心に暮らした。今公開されたばかりの子たちを、受け入れたくなければ受け入れなくても良いか? 」
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