「NMIXX」が15日、2ndミニアルバム「Fe3O4: BREAK」をリリース。ハントチャートによると、その初週売上は「618,550枚」でした。
7月リリースの前作「A Midsummer NMIXX’s Dream」(103万枚)と比べると、4割減。約6割レベルにとどまっています。
発売されたアルバムのヴァージョンは、前作8種、今作20種。バージョン数は3倍になりましたが、前作を大幅に下回る結果となっています。
JYP所属グループでは「ITZY」も最近カムバックし、初動において大幅な前作割れを記録していました。JYP特有の問題なのでしょうか。その要因については、様々な声があがっています。
ハナ証券のアナリストは「中国の共同購入減少の影響などでアルバム販売量が振るわない中で、ITZYとNMIXXのアルバム販売量が市場の期待値を満たすことができず、JYPエンターテインメントの株価がこの5日間で約22%下落した」と、JYP特有の問題ではないと分析。
一方で、芸能事務所の関係者は「YGはBlackPink, SMはRed Velvetと共にガールズグループ3強構図をリードしたTWICEを輩出したJYPの企画とプロモーション力が以前に比べて力が落ちたようだ」「市場を読む感覚的な部分でTWICE後続ITZYとNMIXXの早い下落傾向はファンダムが要求する地点を読めなかったこと」と、JYPのプロデュース力の衰えを指摘。
一方、JYPエンターテインメントは「海外地域アルバム流通構造の特性上、輸出物量の一部が集計されていない」と説明しています。