「HYBE(ハイブ)」が、「ユニバーサル・ミュージックグループ」傘下の「Geffen Records」とタッグを組んで、グローバルグループを誕生させます。
その過程を収めた番組の名前「The Debut: Dream Academy(ザ・デビュー:ドリームアカデミー)」が発表されました。
番組名「The Debut: Dream Academy」は、世界各地でアーティストという同じ夢を見て集まった若者たちがデビューという目標に向かって一緒に挑戦していくという意味で付けられた。HYBEのアーティスト制作システムをベースに、グローバルグループを誕生させます。
そのメンバーを目指して、全世界から志願者が殺到したといいます。その数は、この2年間で12万人に上ったとのこと。彼らの中から、対面・非対面オーディションを通じて選抜されたデビュー候補たちは、12週間の競争を経た後、生放送で行われる最終デビューメンバー発表に臨むことになります。参加者は8月29日午前11時に公開される予定です。
全世界に公開されるメンバー選抜過程は、五輪を彷彿とさせる善意の競争構図になる見通し。全世界の視聴者は互いに異なる地域・人種的背景を持つ練習生たちがK-POP制作システムの中で競争し、成長し、達成していく全過程を見守ることになります。
このプロジェクトの持つ意義について、パン・シヒョク議長は「K-POPが真の世界の主流になるためにはKを外した『ただのポップ』そのものにならなければならない」と説明。これに対してHYBE側は「K-POPがKを越えてポップそのものになることは2つで可能だ。 韓国で作られたK-POPが世界化することと、もう一つは制作システム自体が海外で根付いて本土ポップ市場を攻略し底辺を広げること」と説明。
それと共に「前者の場合BTS, Seventeen, Tomorrow X Together, ENHYPEN, Le Sserafim, NewJeansなど多様な成果が出ているが、今はプロデューサーが海外でK-POP製作システムを通じて現地の人材を発掘し、また別の方式のグローバル化に成功しなければならない時であり『The Debut: Dream Academy』は後者に勝負をかける初挑戦という点で意味がある」と述べています。