「Fifty Fifty」メンバー4人が、所属事務所ATTRAKTを相手取り、専属契約効力停止を求めて提訴。裁判が進む中、そのメンバー達が間もなく、「3.2億円」以上の精算金を受け取るといいます。
テンアジアは11日、「メンバー達は7月末に、ヒット曲『Cupid』の売上から精算金を受け取る」「その規模が注目される」と報じました。
関係者は同メディアに「流通会社であるインターパークで整理を終えている過程」「少なくとも数十億ウォン(数億円)に達すると予想される」と話しています。
「Fifty Fifty」の最新曲「Cupid」は世界的なヒットを記録中。世界最大の音楽配信サービスSpotifyでは、3か月以上にわたって上位圏にチャートインし続けています。世界最大の音楽市場アメリカのメインチャート「Billboard Hot100」では、BlackPinkを抜き最長チャートインを達成。英国オフィシャルチャートでも、13週連続チャートインを記録。大きな売上が期待されます。
メンバーが受け取る金額については、少なくとも「30億ウォン(3.2億円)」との観測が出ているといいます。また一部では「100億ウォン(11億円)」を超えかねないという見通しまで出ているとのことです。
このテンアジアの報道について、所属事務所ATTRAKTの代表は「全く根拠のない話」「流通会社もまだ整理されていない状況」と記事内容を否定した上で、「国内音源流通の場合、精算まで2~3か月かかる。海外は4~9か月かかる。『Cupid』は3月20日から全世界に知られた後、4月5日に頂点に達した」と、清算金の支払いの話がでるのは時期尚早と説明しています。
「Fifty Fifty」は2022年11月18日にデビューした4人組ガールズグループ。無名事務所に所属しながらも、新曲「Cupid」の世界的大ヒットにより、大ブレイク。しかし、所属事務所ATTRAKT, ワーナーコリア, Cupidプロデューサーを巻き込む対立が勃発。このため、活動にブレーキがかかっています。