「NMIXX」が11日、3rdシングル「A Midsummer NMIXX’s Dream」発売日を迎えて、ショーケースを開催。
最近の曲について、音楽アイデンティとして掲げる「ミックスポップ(MIXXPOP)」要素が薄くなったという反応が出ています。それについて、メンバーは「放棄していない。努力している」と答えています。
ヘウォンは「NMIXXはデビュー当時からMIXXPOPをしようと努力している。「O.O」や「DICE」のようにミックスされたジャンルの間に大きな差がないだけで、私たちはずっとMIXXPOPをしようと努力している。私たちが努力していることを知ってほしい」と答えました。
さらに「この曲が発売される前にティーザーを通じて公開されたパートで、MIXXPOPと認識してくださった。大きな変奏はないが、ビート転換などを通じてMIXXPOPを続けようと努力したと見てほしい」と述べています。
リリーは「MVティーザーを見たファンの方々が一曲の中で変奏や変化があったという意見をくれた。そういうのがNMIXXの色だと思う。そして音楽的個性がMIXXPOPだと思う」。
ベイは「私たちはいつも新しく多様な姿を見せるために熱心にしている。これからNMIXXのアイデンティティを失わずに、NMIXXならではのカラーをお見せするために努力する。多くの関心を寄せていただき、感謝している」と述べた。
「NMIXX」は2022年2月のデビューから、独自のジャンル「ミックスポップ(MIXXPOP)」を音楽アイデンティティとして掲げています。しかし、成績が芳しくなかったためか、デビューから1年で軌道修正をした印象。3月にリリースされた新曲「Love Me Like This」では、それまで見られた音楽カラーである大胆で強引な展開は見られませんでした。以後、デビュー曲で見せた「大きな変奏」や「大胆な展開」は鳴りを潜めています。
「MIXXPOP」を2つ以上のジャンルを1曲に入れたジャンルとするならが、ほぼすべてのメインストリーム音楽が「MIXXPOP」に該当します。現在のメインストリームPOPシーンでは、多様なジャンルを内包した曲がごく当たり前。K-POPも昔からR&BにHipHoP要素であるラップを入れていました。デビュー曲で見られた「大きな変奏」や「大胆な展開」が、NMIXXの掲げた「MIXXPOP」のコア部分で、それが見られなくなったため、「MIXXPOPを放棄した」との反応が出ているのです。