「Cupid」が世界的ヒット中の「Fifty Fifty」。その所属事務所ATTRAKTが「外部勢力(Cupidプロデューサー, ワーナーコリアなど)がグループを強奪に動いている」と主張。一方、メンバー達は代理人を通じて、ATTRAKTに対して「主体的に」専属契約効力停止を求めて提訴。対立が泥沼化しています。
そんな中、Dispatchが「Fifty Fifty」に費やした費用を報じています。莫大な資金が投入されたようで、メンバー達の行動に対してい「不義理」として否定的な声が大勢です。
Dispatchによると、毎月のレッスン代(ボーカル, 音楽理論, ラップ, ダンス, 英語, 運動, 演技)は、「2,000万~3,000万ウォン(222万円~333万円)」程度。また「宿舎」は中小事務ととしてはかなり良く、メンバー4人に対して部屋3つにトイレ2つで、家賃は「270万ウォン(30万円)」。大手事務所でも新人のうちは、1人部屋が用意されていないケースは少なくない。
MVには「10億ウォン(1.1億円)」以上が投じられています。
2021年12月カバー曲のMVを4本制作。これはICM、ソニーミュージック、BGMなどに送られ、この時かかった費用は「1億2,000万ウォン(1330万円)」。
2022年にリリースされた1stアルバム。その収録曲「Higher」「Tell Me」「Lovin’ Me」「Log in」の4曲すべてMVが制作。そのコストは「5億ウォン(5550万円)」以上。 グループをブレイクさせた最新曲「Cupid」のMV制作には「2億5,000万ウォン(2777万円)」が使用されたといいます。
これらすべての費用を工面したのは、ATTRAKTチョン・ホンジュン代表。自身の外車を売り時計も処分した上に、老いた母親の9,000万ウォンまで、身を切る努力をしたといいます。
しかし、そんな代表に対して、メンバー4人は専属契約効力停止を求めて提訴。メンバー側の代理人は問題点について「不透明は精算」と「活動が困難な健康状態にもかかわらず、一方的に強行したこと」をあげています。Fifty Fiftyは2022年11月にデビューしたばかりで、まだ約7カ月しか活動していません。精算を求めるには、やや性急な感が否めません。
Dispatchの記事について、韓国オンライン・コミュニティでは「代表が純粋すぎる」「知れば知るほど所属事務所の代表を応援したくなる」「最悪だ。私はメンバーたちを応援できない」といった、所属事務所代表に同情的な声が目立っています。