ミンヒジン「元カレBANA代表」に特恵疑惑…HYBEが主張「Ador商標買取で1億ウォン支払う+NewJeans売上5%支給」

ソウル中央地裁では18日、「ミン・ヒジン v HYBE」株主間契約解除確認および、プットオプション請求訴訟の口頭弁論期日が開催。「ミン氏が、250所属「BANA」代表と、以前交際していた」事実が明らかに。HYBE側は「(ミン氏がAdor代表だった時に)BANA代表に、特別な便宜を図った」と主張しています。
HYBE側は「BANA代表は元彼か」と質問。ミン氏は「元彼が正しい」と認めた。さらに、「BANA代表にプットオプション行使で代金を受け取れば、その一部を与える」と言ったことも認めた。
ミン氏は「私が望んで作成したものだ。これがおかしくない理由は、私の今の彼氏でもなく、能力のある人だ。NewJeansのすべての曲を私とプロデューシングした人」「そのような人にストックオプションを会社の資金として与えることはできないので、私の分から取っても良いという観点で与えたのだ。これはまったくおかしな状況ではない。私の元彼かどうかとは全く関係がない」と主張。

「BANA」は、SMエンターテインメント・インターナショナルA&R出身の「キム・ギヒョン」代表が設立。Ador設立当時から、かなり深い関係であったそう。Adorに対して、A&Rで独占的用役(サービス)を提供。また、「Ador」の商標を譲り受けたことも認めた。この過程でミン前代表は譲渡代金1億ウォン与えたという。
さらに、HYBE側は、Ador設立後、BANAとNチーム(NewJeansデビュー前の名称)A&R用役契約を2回締結したとし、「BANAに毎月3300万ウォン余りを用役代金として支給し、代表に追加人件費の以外にもインセンティブとして(アルバム)発売年に、総売上の5%を支給することに決めたのが正しいのか」と尋ね、ミン前代表は正しいと認めた。
このような契約により、BANAは2022年に、NewJeansメンバー総精算金の2倍に達する金額を用役代金として受け取った。2022年には、Adorは営業赤字を記録したにもかかわらずで、HYBE側は「過大だった」と主張。
HYBE側はEメール(Ador副代表 → BANA代表に送信)を根拠に、「ミン前代表が前例のない破格的な契約をBANAと締結した」と指摘。さらに「BANA代表に策定された年俸は、ミン前代表の年俸より高かった」「エンタメ業界でも最上位水準だった」「アルバムの売上インセンティブ5%もHYBE最大水準だった」と主張。このような契約が取締役会を経ずに締結されたことも、問題視しています。
ミン前代表は「私は10億ウォンが大きな金額だとは思わない。NewJeansが異例的に成功したが、それに寄与すれば次にもっとうまくできるようにもっと与えなければならないと思う。アーティスト待遇をしてあげるためには契約条件が全て違うが、どれだけヒットし成功したかによって違うのだ。私はいつも上手な人たちと仕事をするためには、その人たちに動機を与え相応の補償を与えることが正当だと考える」と反論しています。

HYBEとミン前代表は、2023年に株主間契約を締結した経緯がある。契約にはミン前代表が(Ador株に対する)プットオプション(ある資産を、その時の市場価格に関係なく、あらかじめ決められた価格で「売る権利」)を行使できるという条項が含まれていた。
しかし昨年7月、HYBEはミン前代表がNewJeansとAdorに損害を与えたとし、株主間契約の解約を通知した。裁判でも、それを主張している。一方、ミン前代表は自身に帰責事由がなく、契約は有効だという立場です。
▶(ミンヒジン「250所属「BANA」社長は、元カレ…NewJeans始まる前に別れた」- SM出身キム・ギヒョン)
