ミンヒジン背任「嫌疑なし」、警察決定書が公開「イグジット=経営権奪取の意味ではない」

「NewJeans」プロデューサー「ミン・ヒジン」に対して、HYBEが業務上背任の疑いで告発。警察は「嫌疑なし」と結論を下した。その詳しい内容が公開されています。
17日に配信された「メブルショー」では、「NewJeans特集」が放送。ミン・ヒジン前代表の業務上背任容疑で、警察が下した「不送致」の決定文書が公開された。この文書について、「ミン元代表が提供した」という。

昨年から続く「HYBE内紛騒動」。その始まりは、傘下レーベルAdorの代表だった「ミン・ヒジン」とその側近を、HYBEが業務上背任の疑いで警察に告発したこと。その後、徹底抗戦した「ミン・ヒジン」が代表職を解任。その決定にNewJeansが反発して、HYBE(Ador)との専属契約の解除を宣言し、現在Adorとの間で裁判に至った。(ミンヒジン背任疑惑、警察「嫌疑なし」結論 → HYBE「異議申立てする」)
不送致決定書によると、警察は「本件捜査で確保したカカオトークの当事者対話資料の全般を調べると、被害者であるAdorの利益や成果を守るためと見られ、告発人(HYBE)の監査報告書記載とは異なり「エクジット(EXIT)」は経営権奪取のエクジットではなく株主間契約上の代表正常な満期5年を満たした後、プットオプション行使した以後を仮定している」と見た。
また「告発者側(HYBE)の監査報告書をはじめとする主張のように、たとえそのような対話の一部が『HYBEの支配範囲から抜け出したい』という印象を与えたと仮定しても、上記のように関連フォレンジック画像のカカオトーク対話上、株主間契約の任期満了以後を仮定しており、さらにAdorのIPO(株式上場)を仮定したり、あるいは主要株主にAdorを売るようにするという点もその大前提は親会社の承認を挙げている」と、警察は判断しています。
これについて、ノ・ヨンヒ弁護士は「龍山警察署でタンパリング(契約終了前の事前接触)を含め背任容疑までして、すべて『嫌疑なし』となった。不起訴理由書にカカオトークの内容が出てくる。前後の脈絡を除いて単独で出てくるので誤解することができる部分だが、ミン・ヒジン氏はそうではなかったのに誤解があり、私が悪い人に映るんだと感じたということだ」と述べています。
▶(ミンヒジン背任「嫌疑なし」、NewJeansに好材料に? 弁護士見解「NewJeans裁判に影響も」「HYBE異議申請、通らない」)


