[NewJeans敗訴] ミンヒジン、新たな指示内容「HYBEグループの粗を探せ…xxでもxxでもいいから、あるでしょう」- 判決文で言及


独自活動をするNewJeansについて、所属事務所「Ador」が「専属契約の有効性を確認して欲しい」と訴訟を提起。10月30日に開かれた判決期日で、Adorが勝訴した。

この判決文では、「ミン・ヒジン」氏が部下に送ったメッセージ内容に言及されている。新しい内容です。それによると、HYBE他アーティストの実名をあげて、彼らに対して「問題視できる部分を社内メッセンジャーで見つけるように」と指示していたという。


Ador代表だった当時、ある従業員に「業務妨害としては訴えることはあるのか、公正取引委員会であれ商法違反であれ背任であれ何であれ、それを探してほしい」「証拠を探せるだけもっと探してみよう」「よくやったが決定的なことやもっと探してください、多ければ多いほど良いから」と指示。

さらに、HYBE所属アーティストの名前に言及して「Slackであれほど探したので、XXであれXXであれXXであれ、XXであれ、何かもっとあるでしょう、過去のSlackを消すことはできないじゃないか」と求めている。(「Slack」は、社内コミュニケーションツールで、HYBEは現在もこのツールを業務用途として活用していると伝えられている)

一審の判決期日で、裁判所は「ミン・ヒジンはNewJeansの保護目的ではなく、NewJeansの独立のために世論戦をした」「被告ら(NewJeans)が主張する原告(Ador)の義務不履行理由は、HYBEと原告、被告らの間の資料を全て几帳面に確認し、HYBEに否定的な世論形成および訴訟提起などに必要な要素を捜し出したミン・ヒジンの事前作業の結果であると見られる」と判断しています。。
([NewJeans 1審敗訴] 裁判所「ハニ”無視”主張、認められない…ILLITは挨拶していた」「ミンヒジンが言い出した」)


「ミン・ヒジン vs HYBE」騒動は昨年春から始まった。HYBEは昨年4月、傘下レーベルAdorの代表だった「ミン・ヒジン」とその側近を業務上背任の疑いで警察に告発。当時、HYBEは「前代表がAdorの経営権を奪取しようと試みた」と主張し、監査を実施していた。

新たに登場したメッセージについて、ある関係者は「こういう行為だけで見ても、Adorと親会社HYBEは、ミン前代表を相手に業務上背任をはじめ、個人情報保護法上の個人情報不正利用、不正競争防止法上の営業秘密侵害、刑法上職権乱用、民刑事上の名誉毀損まで多様な法的責任を問うことができる」と述べています。


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