「SM株価操作」事件で、カカオ創業者に無罪判決 – 1審


「SMエンタ」買収時に、その株価を操作した疑いで起訴されていた「カカオ」創業者(キム・ボムス)。21日、1審で「無罪判決」が言い渡されています。

ソウル南部地方裁判所は21日午前、資本市場と金融投資業に関する法律(資本市場法)違反の疑いで起訴された「キム・ボムス」に無罪を言い渡した。同じ罪に問われた、ペ・ジェヒョン元カカオ投資総括代表、法人であるカカオとカカオエンターテインメントも無罪判決を受けた。

YouTube video


カカオは昨年、SMエンタをめぐって、HYBEと買収合戦を演じた。最終的にカカオが勝利。この過程で、HYBEの公開買い付けを妨害する目的で、SMの株価を操作した疑惑を受けていました。HYBEの公開買い付け価格である12万ウォンよりSM株価を高くするために、ファンドと共に、2,400億ウォンを投入して、553回にわたりSM株を釣り上げたと、検察は主張している。

裁判所は「カカオがSMエンターテインメント経営権買収を考慮したのは事実だが、必ず買収しなければならない状況だったと断定することは難しい」「検事が主張する証拠だけで相場操作公募に関する議論があったとは見難い」「カカオ側の買収注文は時間的間隔と買収方式などを総合する時、相場操縦性注文とは相当な差がある」「正常な市場価格に比べて高い水準で相場を人為的に固定しようとする目的があったと見ることも難しい」と、判決について説明しています。

カカオ側は「2年8ヶ月間続いた捜査と裁判でカカオグループは様々な困難を体験した」「特に急激な市場変化に機敏に対処しにくかった点は痛い。これを挽回し、与えられた社会的使命を果たすためにさらに努力する」。

検察は判決内容を分析した後、控訴するかどうか判断する予定です。

(HYBE、保有SM株「中国テンセント」に売却へ…243億円規模)


guest
166 コメント
"いいね"順
新しい順 古い順
Inline Feedbacks
全て見る