「ウェイクワン」業績悪化…親会社CJが資金援助、ラポネ好調で余力 -「ボイプラ2」デビューで投資もかさむ


「CJ ENM」が、傘下レーベル「ウェイクワン」に200億ウォンの資金手当てをします。「ウェイクワン」の業績が思わしくなく、投資もかさんでいるためです。

韓国メディア(Thebell)によると、CJ ENMは子会社「ウェイクワン」に「200億ウォン」(21億円)規模の資金貸与を決定したという。利子率は年4.6%。これにより、「ウェイクワン」がCJ ENMから受けた貸付金総は245億ウォンになる。

CJは8月15日、運営資金名目で貸与した45億ウォン(4.7億円)の償還期限を1年延長した。新たに設定された満期日は2026年8月15日で、利子率は年4.6%。2022年に最初の貸付をした後、3回目の借入期間延長です。「ウェイクワン」は「4.7億円」も返済できないほど、資金繰りに窮していることがうかがえる。


「ウェイクワン」は、CJ ENMの音楽コンテンツ事業を代表するレーベル。2021年、ストーンミュージック、ワンフェクト、スタジオブルーなどの傘下レーベルが統合され、誕生。Kep1er, ゼロベースワンの活躍により急成長。売上高は2022年「226億ウォン」から2023年「706億ウォン」、2024年には「883億ウォン」を記録。しかし、2025年に入って、その成長に陰りが。2024年上期「304億ウォン」だった売上高は、今年同期に「299億ウォン」となり、数年ぶりの減収を記録。純利益は1億9160万ウォンで、前年の11億5594万ウォンに比べて大幅減(83.4%減)となっている。


この成長鈍化に、「ボーイズ2プラネット」最終組のデビューへの投資が必要な状況が重なった。稼ぎ頭だった「ゼロベースワン」専属契約は、2026年1月に終了するという点も憂慮される中、新ボーイズグループを何ともしても成功させたい。投資の規模を減らせる状況ではない。▶(ボイプラ2、活動期間は6年…ディスパ契約書入手 – 異例の長さに「中小事務所の機会を奪っている」「中小事務所の機会を奪っている」)

親企業CJ ENMは、2025年第2四半期の純利益黒字に転換し、余力ができた。日本の音楽レーベルLAPONEが四半期最大の売上高を記録し、業績を牽引したという。苦境のウェイクワンを、日本の音楽レーベルが支えた格好です。

CJ ENM関係者は「今回の出資はアーティスト拡張にともなうインフラ構築と、今後の成長のための投資目的の一時的費用」「ウェイクワンは下半期から売上が温もり反映され正常化され持続的な成長勢を継続できるものと展望される」と述べています。

(「ボイプラ2」ファイナル、最終メンバー決定!1位サンウォン – グループ「Alpha Drive One」デビューへ)


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