Stray Kidsバンチャン、ディープフェイク映像で「Xユーザー」身元開示請求 → 米裁判所が認容、韓国での訴訟に弾み

Stray Kids「フィリックス」が名誉毀損訴訟を視野に、SNS投稿者の身元情報開示を請求。米裁判所がそれを認めた中、「バンチャン」も身元情報の取得に乗り出しています。
「フィリックス」の件も報じていた韓国メディア(Seoulwire)によると、「バンチャン」も米裁判所に、「X」の「ユーザー身元識別情報(PII)」の開示を請求。カリフォルニア州北部地方裁判所は、これを認める判断を下したという。

裁判所に提出された文書によると、バンチャン側の主張は、2つの「X」アカウントが自分の顔を使用し、低俗・人種差別的・露骨な性的発言をしたかのように装った「ディープフェイク映像」を掲示・流布したというもの。バンチャンは問題の映像が完全に偽物であり、生成・掲示に同意したことがないとし、これにより精神的苦痛・身体的ストレス、歌手としての評判毀損を受けたと主張しています。
今回の決定によって、バンチャン側は「X」に対して、ユーザー情報の開示を要求することができるようになった。取得したアカウント情報により、被告を特定して、韓国で訴訟を進行するものとみられます。バンチャン側は先だって、ソウル東部地方裁判所に、名誉毀損訴訟を提起。しかし、被告の実名・住所を特定できなかったため、送達不可で、本案進行が阻まれていました。
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