Fifty Fifty、「Cupid」歌えなくなる…著作権訴訟で敗訴、裁判所「The Giversに権利帰属」
「Fifty Fifty」のヒット曲「Cupid」。その著作権訴訟で、所属事務所ATTRAKTが敗訴しています。
ATTRAKTは昨年、「The Givers」が保有する「Cupid」の著作財産権について、譲渡を要求する訴訟を提起。ソウル中央地裁は最近、「原告の請求は理由がないので全て棄却する」という判決を下しています。
裁判所は「契約書の解釈は当事者の主観ではなく文書に記載された内容に従わなければならない」「契約締結主体と創作過程全般でThe Giversの主導的役割が明確だ」。
The Givers関係者は今回の判決に対して「事実と異なる主張に対する対応過程で真実を立証した判決」「契約当事者間の権利関係を明確にした点で意味が大きい」。
「Fifty Fifty」をめぐっては、グループの所属事務所ATTRAKTが、グループの音楽プロデュースを担当していた制作会社The Giversに対して「メンバーをそそのかして、タンパリング行為をした」と主張。メンバー3人はグループから離脱。「Fifty Fifty」は新たなメンバー加えて再編するに至っています。
著作財産権(著作権)は、著作物の使用をコントロール・制限できる権利。第三者が著作物を利用するには、著作権者の許諾を得る必要があります。今回の判決が確定すれば、新生「Fifty Fifty」は今後、The Giversの許可を得ずに「Cupid」を使用できなくなります。
