韓国プロデューサー、NewJeans騒動に「契約は冗談じゃない….将来後悔する、メンバー前面に押し出した大人たちの問題」
所属事務所(Ador)への専属契約の解除を一方的に宣言した、「NewJeans」。「仮処分」で負けた後、不服申し立てを行いましたが、それも棄却。活動休止に追い込まれています。
韓国の作曲家兼プロデューサー(ユン・イルサン)が、「契約は冗談じゃない。メンバーを前面に押し出した大人たちの問題」と見解を述べています。同氏は、韓国の1990~2000年代を代表する作曲家の1人。
スタッフがNewJeans騒動について質問をすると、ユン・イルサンは「契約は冗談ではないということを申し上げたい。アーティストを愛していると言いながら、アーティストを危険にさらしてはいけない。それは本当に愛することではないと思う」と述べた。
続けて「メンバーたちがとても胸が痛い。遠い将来、今の行動を後悔することもあるのではないか。しかし、遠い未来になってみないと見えない。それでは大人たちが役に立たなければならない。ところが、その周りの大人たちが、メンバーの将来を自分たちの利益のためにハンドリングしたのではないかという気がする」とし、「とにかく契約は冗談ではない」と強調。
さらに「すでにNewJeansは選択したのではないか。そして契約書を書いたなら、ひとまず履行しなければならないのが正しい。それから権利を主張するのも一つの方法だ。それにインタビューまでしながら韓国音楽に対して批判するのは、もう少し考えてみてもよかったのではないか」。
ユン・イルサンは「私はそのようにアーティストを露出させすぎて発言させるその大人たちがむしろ(問題だ)。そのメンバーたちの悪口を言いたくない。本当にそのアーティストの事を考えるなら、そうは出さないと思う。なんて大変なことなんだろう。残念だけど。音楽をしないと。それで会社があるのではないか」「インタビューも立場整理も全て本人たちがすればそれは会社が存在するわけではない。でも自分でその会社を否定してしまったんじゃないか。 その部分が残念だ」と述べています。
「NewJeans」は2022年7月に、デビュー。新鮮なコンセプトと楽曲で、K-POPのパラダイムを変えたとの評価を受けています。
しかし、さらなる活動が期待される中、プロデューサー(ミン・ヒジン)とHYBEの対立が勃発。それに加勢する形で、メンバー達も事務所(Ador)と対立する形に。現在、訴訟に突入し、活動がままならない状態になっています。
(“窮地”NewJeansダニエル、心境「夢あきらめない、一番大変な瞬間支えてくれて感謝」)
(弁護士「NewJeans、崖に全力疾走」「敗訴、確定的」「ミンヒジンと決別の時、弁護士同じ→間違いの元」)