「HYBE(ハイブ)」が、不正取引されたチケット対策として、「顔認証」システムを導入。「TWS(トゥアス)」ファンミで初めて使用されます。
韓国の企業Nol Universeは「顔パス」システムを開発。同システムは、”チケット・身分証なしで顔認識だけで、本人確認を完了。かかる時間はたった1秒とのことで、公演場への迅速な入場が可能。登録した顔データは、変更できないため、闇取引チケットの使用防止効果が期待されます。
Nol Universeはこの普及に向けて、HYBEなどと提携。2月14日から16日まで行われる、TWSファンミーティング現場に初めて導入される予定です。
以下、開発者インタビューです。
「トスやインターパークアプリのマイページにある『顔パス』タブを押すと、該当ID・アカウントに顔を登録することができる。観客の立場では顔を直接撮影して入れるので「証明写真」形態で保存されると考えられるが、トスで具現した技術は該当顔が持っているパターンを情報値に変えてデータベースを構築する」
「例えば、鼻の高低や目と目の間の間隔など、顔の全般的なパターンを分析し、データの形で保存する。 顔パスシステムが含まれた公演主催側のタブレットで現場で本人の顔を撮れば、該当写真で変換した情報値がすでに保存されたパターン情報値と一致するかどうかで本人かどうかを確認することだ」
–整形·施術などで顔が変わる場合には入場が不可能なのか
「整形・施術または成長で顔が変わると、顔のパスで本人確認ができないこともある。このような問題を解決するため、現場に別途のブースも運営する。書類や身分証などで本人確認が可能な場合には、顔を再登録できる付加的な現場システムも運営する計画だ。ただ、不正な譲渡のように顔の再登録を悪用する場合があるため、顔の再登録回数を制限するなどで補完しようと思う」
–2月に顔パスシステムが初めて導入される。顔を登録しないと入場できないのか
「いいえ。顔情報を登録していない顧客は、既存の本人確認手続きに従ってスタッフに身分証を提出し、本人確認を経た後に入場すれば良い。ただ、最近K-POP公演やファンミーティングの規模が大きくなり、一々顔を確認すると入場待ち時間が長くなるなど非効率的な側面があった。この部分を補完してファンと観客がより早く楽に入場できるように顔パスを導入したのだ」
–顔パスに登録した顔情報の流用に対する懸念はないか
「多くの人が『顔パス』という用語のためか、登録した顔写真を実物と比較していると誤解している。顔の角度に応じた変化や特徴など、顔パターンを分析した情報値をデータに変換・保存する。該当データベースはトスで別途管理する。最小限の人員だけ接近するようにしハッキング・流出・盗用などがなされないよう管理·監督している」
ー今後の計画
「TWSファンミが上手くいけば、公演・企画などエンタメ業界の他にもスポーツ観覧やレジャー産業など他業界からも要請が来るのではないかと期待している。また、ヤノルジャやインターパークトリプルがノルユニバースに統合され、事業領域がさらに広くなった。航空・宿泊事業などにも顔パスを拡張する計画もある。まだ具体化はしていないが、ファンミ現場で販売しているグッズ・MDなどにも顔パスを連携するかどうか考えている」
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