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「K-POP」女性グループ曲、歌詞「7割」が英語に….韓国語詞減る[2024年ヒット曲調査]


「K-POP」楽曲の歌詞における、英語の比重が増えているようです。

2024年にMelon月間上位圏にチャートインした「K-POP」楽曲を対象に、韓国メディア(テンアジア)が英語詞の割合を調査。その結果、ガールズグループでは、歌詞における英語の割合は「70.6%」に達したといいます。

最も比率が大きかったのは、NewJeans「How Sweet」で84.48%。そのほかのグループも高く、aespa「Drama」「Supernova」「Armageddon」の3曲の平均比率は68.95%。

Kiss Of Life「Sticky」は77.16%、ILLIT「Magnetic」80.47%、Le Sserafim「EASY」72.73%、Babymonster「Sheesh」75.73%。

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この傾向は女性グループに顕著で、ボーイズグループでは韓国語の比重が相対的に大きかったという。(Stray Kidsアルバム「ロックスター」では、韓国語比率は51.84%だった)

一般的に、ボーイズグループは熱力が高いファンダムを中心に、狭い範囲でビジネスを展開。ガールズグループは男性グループのような強固なファンダムを構築しにくく、より多くのカジュアル層にアピールする必要があり、より広いリーチを望める英語を多用するようになったとの推測が成り立ちそうです。

こういった傾向について、「K-POP」としてのアイデンティティ喪失を懸念する声が。テンアジアは「ハングルは特有の音韻構造を持っており、K-POPの歌詞とメロディーに影響を及ぼしてきた」「海外プロデューサーを積極的に迎え入れ、ハングルの比率も減り続ければ、その特性が失われてしまいかねない」「ハングルが作り出す固有のK-POPらしさは、それ自体が参入障壁。それを失えば、ポップスと変わらなくなってしまう」と警鐘を鳴らしています。

(韓国オンライン・コミュニティの反応)

▼「韓国語の歌詞が好きなんだ..ニュージーンズの歌もよく聞いてたけど、英語が多くなって聴かないTT」
▼「英語多すぎると韓国の歌っぽくないから聴けなくなる」
▼「韓国のカムバック曲なんだけど、 オール英語曲もあるし」
▼「海外バージョンとして別に出せばいいと思う。韓国はハングルが多いのを出したら」
▼「韓国人メンバーが少ないのも影響があるのかな」
▼「そして正直、英語が90%以上のK-POPを聴くくらいなら、ただのポップを聴く··· 英語の多いK-POPの曲はほとんどが一番ホットなポップ歌手リファレンスを取ってきたので、あまりにもひどく感じられてあえて聞く理由が分からない。記事のようにハングルの歌詞があり、韓国的な特殊性が感じられてこそポップの代わりにK-POPを聴くのであって、真似するならもっと良いポップ曲を聴く」


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